三菱マテリアル、連結子会社「三菱マテリアル神戸ツールズ」を吸収合併
連結子会社の吸収合併に関するお知らせ
当社は、本日開催の臨時取締役会において、平成19年10月1日を効力発生日として、連結子会社である三菱マテリアル神戸ツールズ株式会社(以下「三菱マテリアル神戸ツールズ社」)を吸収合併することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.吸収合併の目的
三菱マテリアル神戸ツールズ社は、平成12年1月に株式会社神戸製鋼所より同社(当時は神鋼コベルコツール株式会社)の発行済株式の全てを当社が取得したことにより当社の子会社となりました。これにより、同社の得意分野であったドリルやエンドミル等の切削工具が当社超硬製品に加わることで商品ラインナップが強化されたほか、販売網の統合及び工具の性能を高めるコーティング技術の融合等によるシナジー効果の発揮により当社超硬製品事業の強化が図られ、現在では、同社は、同事業の重要な一翼を担う中核企業となっております。
超硬製品を取り巻く環境においては、自動車産業の持続的な成長及び航空機産業の急速な成長に伴い、切削工具の市場規模拡大が見込まれます。このような状況の下、今後のさらなる競争激化や急激な環境変化に対応するため、同社事業を当社が直接運営することにより、意思決定の迅速化、人材活用の効率化を図ると共に、今後成長が見込まれる製品分野の一層の強化を目的として、本件吸収合併を行うものです。
2.吸収合併の要旨
1)合併の日程
・合併契約承認取締役会
平成19年5月10日
・合併契約の締結
平成19年5月10日
・合併契約承認株主総会
当社においては会社法第796条第3項の規定により開催いたしません。
また、三菱マテリアル神戸ツールズ社においては会社法第784条第1項の規定により開催いたしません。
・合併期日(効力発生日)
平成19年10月1日
・合併登記
平成19年10月2日(予定)
2)合併方式
当社を吸収合併存続会社とする吸収合併方式で、吸収合併消滅会社である三菱マテリアル神戸ツールズ社は解散いたします。
3)その他
当社出資比率100%の子会社の吸収合併であり、新株式の発行及び合併交付金の支払いは行いません。
3.合併当事会社の概要(平成19年3月31日現在)
(※ 関連資料を参照してください。)
4.最近3決算期間の業績(単位:百万円)
(※ 関連資料を参照してください。)
5.合併後の状況
1)商 号:三菱マテリアル株式会社
2)主要事業内容:セメント及びセメント二次製品の製造・販売、銅・金・銀等の製錬・加工・販売、
超硬工具・高性能材料等の製造・販売、
電子材料・電子デバイス製品・多結晶シリコン等の製造・販売
3)本店所在地:東京都千代田区大手町一丁目5番1号
4)代表者:取締役社長 井手 明彦
5)資本金:本件吸収合併による資本金の増加はありません。
6)総資産:本件吸収合併による総資産への影響は軽微であります。
7)決算期:3月31日
6.会計処理の概要
企業結合会計基準における共通支配下の取引等の会計処理に該当します。
7.業績に与える影響
吸収合併消滅会社は当社出資比率100%の連結子会社のため、本件吸収合併による連結業績への影響は軽微です。また、本件吸収合併による当期の当社単体業績への影響については、本日(平成19年5月10日)公表の当社平成19年3月期決算において、当期(平成20年3月期)の単体業績予想を開示しております。
(※ 3.合併当事会社の概要と4.最近3決算期間の業績は関連資料を参照してください。)