日本製紙、環境コンセプト「グリーン・プロポーション」に基づくPPC用紙を発売
環境コンセプト「グリーン・プロポーション(TM)」に基づくPPC用紙を発売
~新「リボン(reborn)シリーズ」としてリニューアル~
日本製紙(社長:中村雅知)は、当社独自の環境コンセプト「グリーン・プロポーション(TM)」(別紙参照)に基づくPPC用紙を発売します。
古紙を20%程度配合した製品のほか、森林認証紙、当社独自の環境ラベル商品を新たに投入し、新「リボン(reborn)シリーズ」としてラインナップをリニューアルします。
今回のリニューアルに伴い、上質PPC用紙並みの白色度(80%)を維持した古紙配合70%・100%商品の「リボンクリーンシリーズ」は、本年9月をもって生産を中止します。
なお、森林認証紙はFSC認証紙を発売しますが、PEFCなどの認証紙の発売も今後検討していきます。
※PPC用紙…Plain Paper Copier用紙。コピー用紙。
※「リボンシリーズ」“reborn=生まれ変わる”から再生紙ブランドとして1990年に発売。
【リニューアルの背景】
PPC用紙は、コピー機・プリンタとの適応性を持ち、長期保存や重要書類にも使用されることから、紙表面の塵、異物を厳しく管理し極小化しなければなりません。このため、特に、白色度を高く要求される規格については、古紙の品質低下による歩留まりの低下が新たな環境負荷となっています。
また、古紙を高配合する製品の生産は、バージンパルプを原料とする製品の生産よりも、化石燃料由来のCO2排出量が多いことも明らかになっています。紙のライフサイクルを考えた場合、永続的な紙の生産には、適度なバージンパルプの投入が必要であり、そのパルプ材は持続可能な森林資源から調達しなければなりません。このような背景から、新しい古紙配合製品や森林認証紙などの新製品を発売し、リニューアルすることを決定しました。
【生産スケジュール】
(1)リニューアル時期:2007年8月生産分より順次リニューアルします。
(2)生産中止銘柄:原則2007年9月までの生産とします。
【新リボンシリーズ詳細】
(※ 関連資料を参照してください。)
(※ 新リボンシリーズ詳細、別紙は関連資料を参照してください。)