ホンダ、子会社のホンダ太陽が日出工場敷地内に新工場を建設
ホンダ太陽 大分県日出町に新工場を建設
Hondaの特例子会社であるホンダ太陽(株)(本社:大分県別府市 社長:西田晴泰)は、現在の日出工場敷地内に新工場を建設することを決め、5月15日、大分県庁において、広瀬勝貞 大分県知事、工藤義見 日出町長らの出席のもと、新工場の概要を発表した。
1981年9月に設立したホンダ太陽は、Hondaの基本理念である「人間尊重」の考えのもと、心身に障害はあっても、健常者とともに働ける雇用の場づくりと、社会的自立の促進をめざしたHondaの特例子会社であり、現在、大分県内の3工場(別府工場、日出工場、杵築工場)で、二輪車・四輪車・汎用製品の部品製造を行っている。
また、1992年7月には、(株)本田技術研究所の特例子会社として、ホンダR&D太陽(株)(本社:大分県日出町)を設立。ホンダ太陽の日出工場内で、二輪車・四輪車・汎用製品の研究開発や福祉機器の研究開発を行うなど、多領域での障害者雇用促進を行っている。
今回の新工場建設は、さらなる障害者雇用の拡大を目的としており、今後も、社会福祉への取組みを推進していく。
■ホンダ太陽 新工場概要
所在地 大分県日出町川崎3968(現、日出工場敷地内)
規模 敷地面積:約4,000m2 事業所面積:約6,000m2(3階建て)
事業内容(役割) 二輪車・四輪車・汎用製品の部品製造の拡大、
研究開発の強化(ホンダR&D太陽)
新規雇用計画 約50名(ホンダR&D太陽含む) ※2012年までに段階的に新規雇用
投資予定額 約8億円
着工、稼動時期 2007年秋着工、2008年8月稼動予定
現、枠築工場については、新工場への機能を移設集約する