NTTドコモ、中国の移動通信周辺企業との関係構築でベンチャーファンドに出資
中国向けベンチャーファンドに出資
NTTドコモは、中国企業を対象とした投資運用会社Gobi Partners, Inc.(代表者:Thomas G Tsao〔トーマス・ジー・ツァオ〕他2名、英領バージン諸島法人、以下Gobi Partners)が設立した、中国のデジタルメディア技術関連分野のベンチャー企業を投資対象とするベンチャーキャピタルファンドGobi Fund II, L.P.(代表者:Thomas G Tsao他2名、英領ケイマン諸島法人、以下Gobi Fund II)に1千万米ドル(約12億円(※1))出資することを決定し、出資参加契約をGobi Fund IIと本日締結いたしました。Gobi Fund IIは今月から中国国内のベンチャー企業向けの投資活動を開始する予定です。
NTTドコモは本ファンドへの出資を通じて、広く中国の移動通信周辺ベンチャー企業との関係構築を目指します。
なお、出資の概要については、以下のとおりです。
(※1) 1ドル=119.8円(2007年4月末時点)で計算。
<出資の概要>
■出資参加契約締結の目的
成長余力の大きい中国の移動通信周辺産業分野への投資を通じて相応のリターンの獲得を目指すとともに、同分野での有力企業との協業の可能性を追求すること。
■出資内容
1. 出資額
1千万米ドル(約12億円)
2. 払込時期
未定(ファンドに必要な資金を払込通知にもとづき払込)
3. 出資形態
NTTドコモなどの出資企業は、Gobi Fund IIへ出資。ファンド運営会社であるGobi Partnersが投資運用。(関連資料図参照)
<参考> (関連資料 参照)
・ファンドの概要
・運用会社の概要