マスプロ電工、BS・110°CSミキサー内蔵型家庭用ブースター2機種を発売
BS・110°CSミキサー内蔵型
家庭用ブースター2機種 新発売!
地上ディジタル放送を衛星放送と混合して1本のケーブルで屋内に引き込めます!
マスプロ電工は,BS・110°CSミキサーを内蔵した利得33dB型の家庭用ブースター(テレビ信号増幅器)2機種を2007年5月20日から発売します。
今回発売するブースターは,FM,VHF,UHF帯域を増幅するブースターで,BS・110°CSミキサーを内蔵していますから,既存のVHF,UHF信号と衛星放送信号を混合して,1本のケーブルで屋内へ引き込むことができます。また,設置時の配線ミスを電源部作動表示灯の色で知らせる「異常お知らせ機能」(特許出願中)を搭載し,電源部をテレビやAV機器周辺の狭いスペースにも設置できるよう,従来の横置き型から縦置き型に改良してあります。ユーザーや施工業者の利便性を考慮したブースターですから,新築はもちろん,地上ディジタル放送受信システムへの改修にも最適です。
※製品画像は添付資料を参照
製品名 型式 希望小売価格(税込) 税別価格
UHFブースター UB33MN ¥25,200 ¥24,000
VHF・UHFブースター VUB33MN ¥27,300 ¥26,000
◆JEITA ディジタルハイビジョン受信マーク
DHマーク(ディジタルハイビジョン受信マーク)は,(社)電子情報技術産業協会で審査・登録された一定以上の性能を有する衛星アンテナ,UHFアンテナ,受信システム機器に付与されるシンボルマークです。
■開発の背景と意図
地上ディジタル放送のエリア拡大により受信機器の出荷台数は1,965万台(JEITA2007年3月資料より)となっています。液晶テレビ,ハードディスクレコーダーなどの地上ディジタル放送受信機器は,地上ディジタル放送の他BS・110°CSディジタル放送も受信でき,購入を機に3つのディジタル放送を視聴するユーザーが増加しています。
そこで,このような需要に応えるため衛星放送と混合でき,1本のケーブルで配線できるブースターを開発しました。
■主な特長
●BS・CSミキサー内蔵
BS・CS帯域(1032~2655MHz)の衛星放送信号を混合するためのミキサーを内蔵していますから,VHF・UHFと混合して,1本のケーブルで屋内へ引き込むことができます。
●異常お知らせ機能(特許出願中)
増幅部と電源部の間でショートや断線した場合,電源部作動表示灯の色別でお知らせしますから,設置時の配線が簡単・確実にでき,作業の効率化が図れます。
●スマートに設置できる電源部(特許出願中)
電源部は縦置きでコンパクトですから,AVラックのわずかなスペースにも,すっきりと設置できます。
また,ケーブルの接続部を斜め下向きにすることで,電源部の座り(安定性)をよりよくしています。
●携帯カットスイッチ付き(特許出願中)
受信障害となる携帯電話の電波をカットできますから,携帯電話の基地局が近くにある地域でも,障害のないきれいな映像をご覧いただけます。
●優れたシールド性能(特許出願中)
増幅部,電源部とも高周波部分を金属ケースでシールドし,入・出力端子は,F型コネクターを使用していますから,外来電波による妨害を防ぐことができます。
●トラッキング防止構造
電源部のACプラグの刃は,根元が難燃性の樹脂でコーティングしてありますから,トラッキング現象が起こりにくくなっています。
●電源保護回路
増幅部と電源部の間でショートしても,電源保護回路によって電源部を保護します。
●省エネルギー機能
地上アナログ放送(VHF)が終了したとき(2011年7月),スイッチでFM・VHFの増幅をオフにして,消費電力を抑えることができます。
※規格など詳細はオリジナルリリースを参照
お客様からのお問い合わせ先
技術相談 TEL:052-805-3366