富士通ラーニングメディアとマイクロソフト、認定トレーニング提供で協業
富士通ラーニングメディアとマイクロソフトが、
組込み用オペレーティングシステム「Windows(R) Embedded CE 6.0」の認定トレーニング提供について協業を開始
株式会社富士通ラーニングメディア(代表取締役社長:岡田恭彦、本社:東京都大田区)と、マイクロソフト株式会社(代表執行役 社長:ダレン ヒューストン、本社:東京都渋谷区)は、組込み分野にて使用されるオペレーティングシステムWindows(R) Embedded CE 6.0のための認定トレーニング提供について協業し、2007年7月より認定トレーニングを提供いたします。
富士通ラーニングメディアは、国内最大規模の総合人材研修企業として、IT研修やeラーニングを始め、2005年4月より、組込みソフトウェア教育を提供してまいりました。また、マイクロソフトは、2006年11月より、Windows Embedded CE 6.0を提供しております。今回の協業では、富士通ラーニングメディアの研修提供ノウハウ、マイクロソフトのIT知識を活かし、新たに、日本初のWindows Embedded CE 6.0の認定トレーニングを開始する運びとなりました。
このたびの協業について、富士通ラーニングメディア 常務取締役 楠 武芳は、「組込みソフトウェア開発者向けの教育需要は昨年来より急激に高まっており、携帯端末などを主な市場とする組込み機器分野においても、Windows Embedded CEの適用拡大が進んでいます。当社は、今回の協業により、Windows Embedded CEの技術者育成が促進され、組込みソフトウェア開発分野のすそ野が拡がるものと確信しております。また、マイクロソフト社との連携により組込みソフトウェア教育の提供企業としての実績の向上につながると期待しております」と述べています。
また、マイクロソフト 執行役 常務 ビジネス&マーケティング担当 佐分利 ユージンは、「組込み開発は年々複雑になっているため、開発に伴うリスクを回避する方法を習得することが重要な課題となってきています。これはすなわち、よりよい開発環境や最新のミドルウェアコンポーネント、実行環境としてのOSを提供するのみにとどまらず、このような製品やプラットフォームをより効果的に使いこなしていただくための教育も必要不可欠と考えています。今回が、日本国内でWindows Embedded CE 6.0の標準的なトレーニングを提供する初めての機会となりますが、組込み分野においても実績のある富士通ラーニングメディア社との協業により、すぐれた教育が提供できると確信しております」と述べています。
両社は、今後もWindows Embedded CE 技術者のスキルアップを支援するとともに、組込み業界の発展に寄与できるよう、人材育成に関する各種サービスを拡充・提供していきます。
*添付資料あり。