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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'05.16.Wed

NEC、グループの総力を結集し環境ソリューション事業を強化

環境ソリューション事業の強化について

- NECグループの総力を結集したソリューションの提供 -


 NECはこのたび、地球温暖化や化学物質汚染、資源枯渇/廃棄物処理など、企業において求められている環境問題への対応をテーマとしたNECグループ内のソリューションを体系化し、本日から提供を開始いたしました。

 この環境ソリューションは、NECグループ各社(*1)がこれまでに培った環境に関するノウハウを結集し、<1>環境経営管理、<2>環境パフォーマンス管理、<3>環境負荷低減活動、<4>環境保全・修復活動の4領域のソリューション群に体系化したものであり、ユーザ企業ごとの環境経営ニーズに応じて最適な形式で組み合わせて提供してまいります。本ソリューションは、NECが有する先進のIT・ネットワーク技術を活用したISO取得支援サービス「NetEMS(*2)」や、企業の環境活動に関する情報公開を支援するマネジメントシステム「GreenGlobe(*3)」など、これまでに多くの販売実績を持つサービス全37製品により構成されており、今後は以下のような新サービスの提供を予定しております。


■企業の環境負荷低減を支援する新ソリューション2種類の発売 
1.REACH対応化学物質管理ソリューション(仮称) 
 サプライチェーン全体(素材・加工・部品・組み立て等)を通じて製品に含有される化学物質の情報(含有物質の種類、含有量、安全性情報、等)を管理し、REACH(*4)、GHS(*5)、中国RoHS(*6)など、欧米やアジアにおいて求められている化学物質規制への対応状況を必要に応じて公開することのできるシステムを新たに開発し、本年6月から販売開始いたします。本ソリューションは、JGPSSI(*7)やJAMA/JAPIA(*8)などの様々な含有化学物質回答フォーマットに対応するとともに、他の基幹システムとの接続を容易に実現することができるアダプタを提供することにより、企業ごとのニーズに柔軟に対応することができます。なお、今後は中小規模の企業を対象に、ASP形態でのサービス提供も予定しております。
 販売価格:300万円から(基本機能のみ) 

2.情報システムの環境負荷評価・分析サービスを提供開始 
 企業が導入する情報システムは、製品生産効率の改善や、サプライチェーンの改善等、業務の効率化を目的としている一方で、環境負荷の低減についても期待され始めています。このようなニーズに応え、日本電気ファクトリエンジニアリング(本社:東京都大田区)が、Web会議システムや文書管理システム(ペーパーレス化の実現)などの情報システムを導入した際の環境負荷低減効果を定量的に算出し、その効果を分析するサービスを新たに製品化し、本日から提供を開始いたしました。
 本サービスは、同社が多くの販売実績を持つ製品LCA(Life Cycle Assessment)サービスと、NECグループ内で実施してきた情報システムの環境負荷評価に関する豊富な経験を基に製品化したものであります。
 販売価格:50万円から


■環境ソリューションの将来を支える技術開発の紹介 
●パソコン消費電力自動管理システム技術の開発
 NECでは、(独)国立環境研究所、東京大学先端科学技術研究センターとの共同開発(*9)で、ソフトウェアでパーソナルコンピュータの使用電力量をモニタリング・制御を可能にする「情報通信機器の消費電力自動管理システム」 (INEMS)に関する技術を開発いたしました。
 INEMSは、以下のような機能を有しており、ソフトウェアをセットアップするだけで以下の機能を実現することができるようになります。 

 ・機能別の消費電力情報を常にモニタリング 
 ・過去データとの比較が可能 
 ・利便性を失わない最適な稼動モードにシフト 
 ・消費電力量の目標値の設定 
 ・複数のパソコンをネットワークを介して同時に管理 


 NECは今後、この技術を活用した温暖化対策ソリューションについて2年後をめどに商品化を検討してまいります。

 NECでは環境ソリューションの提供にあたり、関連する事業部門やグループ各社の要員120名による横断的な販売・プロモーション体制を新たに整備し、本ソリューションの積極的な販売活動を展開いたします。今後は体系化した4つの領域に沿って各ソリューションを順次強化するとともに、2010年までに対象製品を60種に拡充し、環境ソリューション事業で200億円の販売を目指してまいります。

 2005年の京都議定書発効以来、地球温暖化問題に対する企業・自治体の取り組みが大きく注目を集めるとともに、環境汚染の原因となる化学物質への全世界的な規制強化の流れや、リサイクルをはじめとした資源の有効利用の進展なども含め、グローバルに事業を展開する企業においては環境経営の重要性がますます高まっておりました。NECの環境ソリューションは、こうした企業のニーズに幅広く応えるものであります。
 なおNECでは、これらのソリューションを5月22日から25日まで東京ビッグサイトで開催される「NEW環境展」に出展いたします。

 NECは今後とも、「IT、で、エコ」のコンセプトに基づき、ITによる情報活用をベースとした企業の戦略的な環境経営の支援事業を推進してまいります。


以上

(*1) 
 NECソフト、日本電気ファクトリエンジニアリング、NECネッツエスアイ、NECファシリティーズ、NECラーニング、NECパーソナルプロダクツ、中部日本電気ソフトウェア、NECネクサソリューションズの8社。

(*2) 
 ITを活用し、ISO14001認証取得が短期間、低コスト、低負担で取得可能なサービス。金属プレス工業協会や全日本印刷工業組合連合会などへの実績がある。

(*3) 
 環境負荷データの統合管理を実現するソリューション。コクヨグループや日本製紙などへの実績がある。 

(*4) 
 欧州化学物質規制 

(*5) 
 世界的に統一されたルールに従って、化学品を危険有害性の種類と程度により分類し、その情報が一目で分かるようラベルで表示したり、安全データシートを提供したりするシステム。

(*6) 
 電子情報機器を対象にした、中国における化学物質禁止令 

(*7) 
 グリーン調達調査共通化協議会、電気電子機器業界における任意団体が策定したデータフォーマット

(*8) 
 日本自動車工業会/日本自動車部品工業会が策定したデータフォーマット 

(*9) 
 (独)国立環境研究所、東京大学先端科学技術研究センター、NEC基礎・環境研究所が平成16年~18年に共同で開発した技術。


<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
 NEC ニューソリューション開発本部
 TEL (03)3798-9152
 e-mail ecosol@office.jp.nec.com

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