野村総研、OSS導入企業向け「NRIオープンソース救急センター」サービスを開始
オープンソース・ソフトウェア導入企業を支援する
「NRIオープンソース救急センター」サービスを開始
~ オープンソース・ソフトウェアに関わるシステム障害の解決を支援 ~
株式会社野村総合研究所(住所:東京都千代田区、社長:藤沼彰久、以下「NRI」)は、Apache、Tomcat、JBoss、MySQL、PostgreSQLなどのオープンソース・ソフトウェア(OSS)を導入している企業向けに、OSSに関わるシステム障害を解決し安定稼動を支援する「NRIオープンソース救急センター」サービスの提供を本日、開始します。
OSSは、無償で入手でき、しかも有償の商用製品と遜色ないレベルになってきており、企業システムへの導入が増えています。しかし、OSSのソースコードを解読して問題を解決できるエンジニアは限られており、トラブルが発生した際の対応に苦労している企業も少なくありません。
「NRIオープンソース救急センター」では、約30のOSSを対象に、そのソースコードを熟知した技術者が、OSSに関わるシステム障害の解決とその後の安定稼動を支援します。「NRIオープンソース救急センター」を活用することにより、OSSの高度な専門技術者を擁することなく、OSSのシステム障害に迅速な対応を行うことが可能となります。
「NRIオープンソース救急センター」のサービス概要は以下のとおりです。詳細やお申し込みについては、「NRIオープンソース救急センター」ホームページ(http://www.nri-aitd.com/oss99/)からご覧いただけます。
1.救急サービス
システム障害が起きた際に、エラーログやパラメータファイルの調査を実施し、暫定対策を提示してすみやかに障害復旧を支援します。価格は99万円(税別)からです。
2.オープンソースドックサービス
システム障害の再発を防止するために、根本原因を調査・報告します。また、顕在化していない問題点を洗い出すため、性能ボトルネックの調査や、パラメータ設計のチェックを行います。価格は個別見積です。
3.定期メンテナンスサービス
システム障害の予兆を早期に発見するため、定期的な検査を行います。また、万一、エラーや障害が発生した時には、障害の規模に関わらずインシデント(問い合わせ回数)無制限で対応します。価格は対象のオープンソースによって異なります。
「NRIオープンソース救急センター」は、今後、対象のOSSを増やしていく予定です。また、NRIは本年度、約50社への提供を見込んでいます。
*参考資料あり。