リニアテクノロジー、消費電流が3μAのマイクロパワーLDO「LT3009」を販売
リニアテクノロジー、新製品「LT3009」を販売開始
2mm×2mm DFNおよびSC-70パッケージ、消費電流3μAの20mA LDO
2007年5月17日 - リニアテクノロジーは、消費電流がわずか3μAのマイクロパワーLDOである「LT3009」の販売を開始しました。LT3009EDCは高さの低い(0.75mm)6ピンDFN(2mm×2mm)パッケージで供給され、LT3009ESC8は8ピンSC-70パッケージで供給されます。1,000個時の参考単価は、120円(税込み)からで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。
LT3009はわずか280mVの低損失電圧を特長とし、最大20mAの出力電流を供給します。1.6V~20Vの広い入力電圧範囲が可能で、出力電圧は0.6V~19.5Vの範囲で調整可能です。出力許容誤差は、入力、負荷および温度の全範囲で±2%以内に高精度で安定化されます。このデバイスは消費電流が極めて低く、シャットダウン時には1μAを下回るので、リモート・モニタリングや長い動作時間が必要な「キープアライブ」システム用の低電流バッテリ駆動メモリなど、中位の出力ドライブ能力とスタンバイ時の超低消費電力を必要とするアプリケーションに最適です。
LT3009レギュレータは1μFの小さい低ESRセラミック出力コンデンサを使用して安定性と過渡応答を最適化します。このような小型の外付けコンデンサを使用する場合、他の多くのレギュレータのように直列抵抗を追加する必要はありません。また、逆バッテリ保護、逆出力および逆出力-入力保護、電流制限、熱制限などの保護回路を内蔵しています。
LT3009の特長
・超低消費電流: 3μA (標準)
・入力電圧範囲:1.6V~20V
・調整可能な出力電圧:0.6V~19.5V
・出力許容誤差:入力、負荷、温度の全範囲で±2%
・低損失電圧:20mAの負荷で標準280mV
・出力電流:20mA
・低ESRのセラミック出力コンデンサ(最小1μF)で安定
・シャットダウン電流:<1μA
・逆バッテリ、逆出力、逆出力-入力保護
・熱制限および電流制限保護
・6ピンDFN(2mm×2mm×0,75mm)パッケージ
・8ピンSC-70パッケージ
以上