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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'05.21.Mon

米AMD、ノートPC向け次世代プラットフォーム「Puma(プーマ)」を発表

AMD、ノートブックPC向け次世代プラットフォームの詳細を公開
- 「Puma」プラットフォームで性能とバッテリ駆動時間を延長する新機能とアーキテクチャを強化 -


*2007年5月18日 - このプレスリリースは、5月18日東京発英文リリースの抄訳です。

 AMD(本社:米カリフォルニア州サニーベール、会長兼CEO:ヘクター・ルイズ)は本日、東京で行われた記者説明会において、ノートブック・コンピューティングに向けた次世代オープンプラットフォーム・アーキテクチャ「Puma(プーマ)」を正式に発表しました。この新プラットフォーム「Puma」では、バッテリ駆動時間、グラフィックスとビデオ処理が強化され、システム全体の性能が改善されており、AMDの2007年5月の65nmプロセスのAMD Turion(TM) 64 X2デュアルコア・モバイル・テクノロジおよび、同年4月のAMD M690モバイル向けチップセット発表の成功をさらに発展させるものです。

 「Puma」は、AMDの次世代ノートブック・プロセッサ「Griffin(グリフィン)」と、AMDの次世代「RS780」モバイルチップセットから構成されています。AMDがATI社を買収する際に約束した、プラットフォームの安定性、製品開発期間の短縮、性能とエネルギー効率、コンシューマユーザおよびビジネスユーザによる全体的なエクスペリエンスの追求を実現したものです。AMDは、2008年中旬に「Puma」プラットフォームの提供を開始する予定です。

 AMDのChris Cloran(クリス・クローラン、モバイル部門担当副社長)は次のように述べています。「最近発表したAMDプロセッサやチップセットとベター・バイ・デザイン(Better by Design)プログラムを組み合わせることで、AMDはノートブックユーザのニーズに継続的に対応できる競争力を強化し高めていきます。プラットフォーム・アーキテクチャ『Puma』の発表は、AMDが2008年およびそれ以降も技術革新を推進するという市場に向けた明確なメッセージです。

◆次世代のマイクロプロセッサ・アーキテクチャ:
 「Puma」プラットフォームの中核となるのは、今回発表する次世代ノートブック・マイクロプロセッサ「Griffin(コードネーム)」です。AMDは、設計段階からそれ以降の作業にわたるまでノートブック・コンピューティングの性能に注力し、バッテリ駆動時間やプラットフォーム全体としての性能を向上させる、多数の新機能をこのプロセッサに組み込む予定です。

 新しいノートブック・プロセッサ「Griffin」には次のような技術革新が搭載されています。
 ・新しくダイ上で最適化されたHyperTransport(TM)とメモリ・コントローラは、プロセッサコアとは別の電力プレーンを持っており、その結果さらに低いコアのパワーステートを実現
 ・より長いバッテリ駆動時間を提供、コアごとに異なる電圧プレーンを用意、またこれによってパフォーマンスの動的な拡大縮小を可能にすることで、各コアは必要な時に必要なだけのパフォーマンスを発揮
 ・3倍に強化されたI/Oシステム帯域幅を持ち、消費電力削減機能を内蔵、電力消費を最適化したHyperTransport(TM)3

 Endpoint Technologies Associates, Inc.のRoger L. Kay氏(President)は次のように述べています。「性能と電力の効率をさらに向上させた、この「Puma」プラットフォームは正真正銘AMDを代表する最初のモバイルプラットフォームです。「Puma」は、この新しいオープンプラットフォーム・モバイル・テクノロジを基礎として、今後AMDが継続して提供してゆく製品のほんの最初の製品だと考えた方が安全でしょう。」

◆RS780プラットフォーム・テクノロジ:
 「Griffin」には今後発表を予定している「RS780」ノートブック・チップセットがペアとなり、性能を向上させつつ、ビジュアルに関する豊富な機能や接続の強化を実現します。PCI Express Generation 2とHyperTransport(TM) 3規格に基づく「RS780」は、次のような新機能を通じてノートブック・コンピューティング・エクスペリエンスを大きく高めます。

 ・DirectX 10グラフィックスの内蔵
 ・Universal Video Decoder(UVD)による消費電力効率に優れた高品位(HD)マルチメディア
 ・DVI、HDMI、Display Portのマルチモニタ機能を内蔵
 ・サウスブリッジはNANDフラッシュをネイティブでサポートし、HyperFlashにも接続可能
 ・バッテリ駆動時間を延長するために、AC電源使用時に内蔵から分離型のグラフィックカードへ動的に切り替えるPowerXPress

 「Puma」プラット・フォームは、オープン・プラットフォーム戦略に基づいています。「Griffin」マイクロプロセッサと「RS780」チップセットのみならず、「Puma」プラット・フォームは、ATI Radeon(TM) グラフィックス、NVIDIAチップセットなどのグラフィックス・テクノロジ、また業界をリードするワイヤレス技術も搭載されます。 

 「Puma」プラットフォーム・アーキテクチャの発表により、AMDはシステムのインテリジェンスを高めるとともにCPUやGPU、チップセット間の連携を改善し、システム・レベルでの最適化の分野で大きな一歩を踏み出しました。「Puma」プラットフォームは、AMDがFusionを通じたCPUとGPUのシリコンレベルでの統合という、モバイル・プロセシングに関する新たな波に向けて着実に進む証となるものです。 

 「Puma」プラットフォームについては、5月22日、カリフォルニア州サンノゼのSpring Microprocessor Forum(MPF)において、AMDフェローのMaurice Steinman(モーリス・スタインマン)により詳細に紹介される予定です。


●AMDについて: 
 AMD(NYSE:AMD)は、コンピュータ業界、グラフィックス、家電業界向けに革新的なマイクロプロセッサ・ソリューションを提供するグローバル・プロバイダです。AMDは、世界中のコンシューマおよびビジネス分野のお客様を支援する、徹底したお客様中心主義の理念に基づくソリューションを提供します。それにより、オープンな技術革新の促進、選択肢の拡大、さらに業界の発展に向けて努力します。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、 www.amd.com(英語) または http://www.amd.co.jp(日本語) をご覧ください。

●注意事項:「事情変更に基く免責」(Safe Harbor:セーフハーバー)条項の告知:
 この報道発表には、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の中の「事情変更に基く免責」(Safe Harbor:セーフハーバー)条項に準拠した、マルチメディア機能、強力なシステム性能、安定性、グラフィックスイメージの質、さらに消費者体験の向上を含む、コンポーネント、プラットフォームのバージョン、新モデル、また/および製品リリース、そして製造者による製品の差異などに関する記載が含まれています。投資家の皆様には、この報道発表に含まれている今後の見通しに関する記載にはリスクと不確定要素が含まれており、実際の結果は現時点での見通しとは大幅に異なったものになる可能性があることを、警告させていただきます。リスクには次のような可能性が含まれます:ソフトウェアおよびハードウェアに関する問題や衝突のリスク。時宜を逸することなく新製品や技術を開発および市場の需要に応えるに十分な量、製品ミックスで生産する能力に制約が発生するリスク。全体のシステムパフォーマンスに関するリスク。AMDはこれらの今後の見通しが必ず実現することを保障するものではありません。AMDは、新たな情報、将来の出来事、またはそれ以外のいかなる理由があった場合にも、今後の見通しに関する記載事項を更新または修正する義務は負いません。AMDは、米国証券取引委員会(SEC)に提出した報告書に、これらおよびその他のリスクと不確定性について詳細に記載しています。AMDは投資家の皆様に、これらの報告書を詳細に検討することを強くお薦めします。なおここでいう報告書には、最新の四半期決算報告書(Form 10-Q)(2006年10月1日終了の四半期に関する報告書)を含みますが、それに限定したものではありません。

※(c) 2007 Advanced Micro Devices, Inc. AMD、AMD Arrowロゴ、AMD Turion,ならびにその組み合わせ, およびRadeonはAdvanced Micro Devices, Inc.の商標です。HyperTransportはHyperTransport Technology Consortiumの商標す。PCI ExpressはPCI-SIGの登録商標です。その他すべての名称は、情報提供の目的においてのみ記載されているもので、名称を所有する企業・団体などの商標である場合があります。 

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