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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.26.Tue
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2007'05.27.Sun

フレームワークス、情報システム基盤に日本オラクルのSOA/BIミドルウェアを採用

フレームワークス
サプライチェーン全体最適を実現する新たな情報システム基盤 
「物流プラットフォーム(仮称)」にオラクルのSOA/BIミドルウェアを採用


 株式会社フレームワークス(本社:静岡県静岡市駿河区、代表取締役社長:田中 純夫、以下 フレームワークス)は、フレームワークスが開発開始したサプライチェーン全体最適を実現するための新たな情報システム基盤である新製品「物流プラットフォーム(仮称)」(以下 物流プラットフォーム)に日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅 正明、以下 日本オラクル)の「Oracle Fusion Middleware」を採用したと発表しました。


1.背景と目的
 近年、物流システム業界においては、東アジア圏を中心とした広域物流の増加をはじめ、電子商取引の拡大、内部統制、ICタグの普及などが進んでおり、物流システムの高度化、可視化のニーズが高まっています。
 当社は従来、物流拠点の在庫管理・情報管理・作業指示を支援する物流センター管理システム(以下WMS)を多くの企業に提供してきました。その過程で、企業がサプライチェーン・マネジメント(以下 SCM)を実現するためには、WMSなど、実行系システムの高度化を図り個々の物流現場や目的に応じた部分的な改善を向上していくだけではなく、サプライチェーン全体の状況(モノの流れの全体)をリアルタイムに把握(可視化)し、統合管理、実行処理する仕組みや、実績を分析してプロセスの改善に繋げる仕組みが必要となります。
 このような背景から、フレームワークスは、サプライチェーン全体のモノの流れの状況管理・実行処理・プロセス改善を実現する情報システム基盤「物流プラットフォーム(仮称)」の開発に着手、オラクルの「Oracle Fusion Middleware」を採用しました。「物流プラットフォーム(仮称)」は種々の情報システムと連携して全体の状況を把握し、それぞれの実行処理を指示する情報システム基盤であり、フレームワークスが保有する技術やノウハウと日本オラクルの最新技術を駆使して開発を行います。


2.機能と特色
 フレームワークスが開発する「物流プラットフォーム(仮称)」を利用した企業は、海外を含む工場・物流センター・倉庫・店舗等の各拠点在庫や輸送途中の積送在庫など広域かつ複数の在庫の所在をコントロール(実行処理)することが可能となります。また、ロジスティクスの視点から企業活動の正しい姿をリアルタイムかつ正確に捉え、生産・販売活動において計画(Plan)→実行(Do)→監視・実績(Check)→対応(Action)というPDCAサイクルにより最適化を追求することが可能となります。

-多様なシステム連携を容易に実現する仕組み(SOA技術)を持ち、既存システムの変更を最小限にして容易にシステム連携することが可能となります。
 適用製品:SOA基盤を提供「Oracle BPEL Process Manager」
-全体の状況をリアルタイムで把握して実行処理いたします。また、可視化により実行結果が即時に分かるため異常時の迅速な対応が可能となります。
 適用製品:リアルタイムモニタリングツール「Oracle Business Activity Monitoring」
-事後の分析評価を行うためのKey Performance Indicator(KPI、重要目標達成指標)を提供いたします。分析評価結果により、サプライチェーンにおけるプロセス改善が可能となります。
 適用製品:KPIによる物流ダッシュボードの提供「Oracle Business Intelligence Suite」
-連携する複数の実行系システムの処理を同時進行いたします。
 適用製品:ワークフローと処理ロジックの提供「Oracle BPEL Process Manager」
-今後活用が見込まれているICタグによる個々の梱包物の識別や配送時の位置情報の扱いに際して、短期間に発生する大量データを高速処理いたします。


3.対象顧客
・国際物流・国内物流において多拠点展開、多地域への配送の物量・頻度の高い企業
・サプライチェーン全体の物量が経営に影響を及ぼす製造業
・導入済みの個別実行系システムの連携により全体最適化を目指す企業
・3PL型物流事業者、製造業系物流子会社

物流プラットフォームの全体図
 ※ 関連資料参照


4.今後の展開
 フレームワークスは、「物流プラットフォーム(仮称)」のコンセプト・実行形態・導入につきまして賛同をいただいた顧客を対象に、既に実運用を目指して開発を開始しています。製品としての完成は本年10月頃を予定しています。また、WMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)やTMS(Transportation Management System:運輸管理システム)などのロジスティクス機能を持つ、オラクルのアプリケーション製品群「Oracle Applications」とも連携していく予定です。また、両社は、共同でセミナーを開催するなど、マーケティング活動において積極的に協業していきます。


●フレームワークスについて( http://www.frame-wx.com )
 フレームワークスは、自社開発パッケージである物流センター管理システム「Logistics Station iWMS(R)」シリーズの販売を中心として、コンサルティング・サービス、顧客の要望に応じたシステムの追加・修正を行う、システム・インテグレーションサービスを提供しています。フレームワークスの物流センター管理システムはアメリカ、中国、韓国、シンガポール、ベルギーなど国内外の約500サイトの物流拠点で採用され、市場での高い評価を獲得しています。

●日本オラクルについて( http://www.oracle.co.jp )
 日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,602名(2006年11月末現在)。


*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。

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