日本郵船、「グランドアライアンス」が中国と北米東岸を結ぶサービスを改編
「グランドアライアンス」、中国と北米東岸を結ぶサービスを改編
当社が所属する定期コンテナ船共同運航組織「グランドアライアンス」(Grand Alliance)(注)は、2007年6月中旬より、アジアと北米東岸を結ぶ2つのコンテナ航路、ECS(East Coast South Express)サービスとECN(East Coast North Expess)サービスを改編し、新たにNCE(North & Central China East Coast Express)サービスとSCE(South China East Coast Express)サービスを開始します。
NCEサービスは、中国(華中・華北)及び韓国と北米東岸を結び、上海とニューヨークを最速の21日間でつなぎます。又、現行の北米東岸サービスでは唯一の大連・新港直接寄港となります。
SCEサービスは、中国(華南)及び台湾と北米東岸を結び、香港とニューヨークを23日間でつなぎます。
当社は、本サービスの開始により近年成長著しい北米東岸航路の活発な荷動きに対応すると共に、グランドアライアンスのネットワークを更に強固にすることで、お客様の多様なニーズにこたえていきます。
<新サービスの概要>
●North & Central China East Coast Express(NCE)
投入船:3,500~4,400TEU型コンテナ8隻による定曜日サービス
寄港地:釜山(韓国)、大連(中国)、新港(中国)、青島(中国)、寧波(中国)、上海(中国)、ニューヨーク(アメリカ)、ノーフォーク(アメリカ)、サバンナ(アメリカ)、釜山
●South China East Coast Express(SCE)
投入船:3,500~4,400TEU型コンテナ8隻による定曜日サービス
寄港地:高雄(台湾)、蛇口(中国)、香港、ニューヨーク(アメリカ)、ノーフォーク(アメリカ)、サバンナ(アメリカ)、高雄(台湾)
注 :グランドアライアンス(Grand Alliance)
日本郵船(日本)、Hapag Lloyd(ドイツ)、MISC(マレーシア)、OOCL(香港)の4社で構成する定期コンテナ船共同運航組織。北米航路においてはMISCを除く3社にて運営。