リニアテクノロジー、2MHz DC/DCコンバーター「LT3496」を発売
リニアテクノロジー、新製品「LT3496」を販売開始
最大24個の500mA LEDをドライブし、3,000:1のTrue Color PWM調光比を
実現するトリプル出力LEDドライバ
2007年5月24日-リニアテクノロジーは、3チャネル定電流LEDドライバとして動作する2MHz DC/DCコンバータ「LT3496」の販売を開始しました。LT3496は、熱特性が改善された28ピン4mm×5mm QFNパッケージで供給され、50W LEDアプリケーション向けに実装面積の小さいソリューションを提供します。LT3496EUFDの1,000個時の参考単価は441円(税込み)から、LT3496IUFDは-40℃~125℃の接合部温度で動作することがテスト保証され、1,000個時の参考単価は529円(同)からで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。
チャネルごとに最大8個の直列に接続された500mA LEDをドライブ可能なLT3496は、最大96%の効率で最大24個の500mA LEDをドライブできます。
3つのチャネルはそれぞれ独立したTrue Color PWM(TM)信号によって動作するので、各チャネルは3,000:1の高い調光比を個別に達成できます。
また、固定周波数電流モード・アーキテクチャを採用しているので、広い電源および出力電圧範囲にわたって安定動作を行います。周波数調整ピンにより、330kHz~2.1MHzの周波数をユーザが設定可能で、外付け部品のサイズを最小限に抑えながら効率を最適化できます。
LT3496はLEDのハイサイドで出力電流をセンスし、降圧、昇降圧または昇圧構成を可能にします。外付けセンス抵抗を使用することにより、ユーザが各チャネルの出力電流範囲を設定します。3つの独立したドライバ・チャネルはそれぞれ、内部750mA、45V NPNスイッチを使用し、PMOS切断用のゲートドライブを内蔵しています。この他に、オープンLED保護、熱制限などを特長としています。
■LT3496の特長
・最大3000:1の調光比を実現するTrue Color PW(TM)調光
・PMOS LED切断用ゲートドライブを内蔵
・700mA、45Vスイッチを内蔵した3つの独立したドライバ・チャネル
・降圧、昇圧または昇降圧モードで動作
・CTRLピンにより、LED電流センス・スレッショルドを10mV~100mVの範囲
で高精度設定
・低消費電流:アクティブ・モードで6mA
・シャットダウン・モードで<10μA
・調整可能なスイッチング周波数:300kHz~2.1MHz
・オープンLED保護
・広い入力電圧範囲:3V~40V
・表面実装部品
・28ピン4mm×5mm QFNパッケージ
添付画像:3,000:1のTrue Color調光比を実現するトリプルLEDドライバ
以 上