沖データ、プリンターのセキュリティモジュールでIPAからITセキュリティ認証を取得
「プリンタ内データ保護機能」として
日本初、国際的セキュリティ評価基準に基づくITセキュリティ認証を取得
~ISO/IEC15408(Common Criteria)評価保証レベルEAL3に適合~
プリンティングソリューションの株式会社沖データ(社長:前野幹彦、本社:東京都港区)は、このたび、小型高速A3カラーLEDプリンタ「C8800dn」用のセキュリティモジュールで、国際的セキュリティ評価基準ISO/IEC 15408(コモンクライテリア)に基づくITセキュリティ認証(評価保証レベル:EAL3)を、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)より取得しました。TOE種別「IT製品(プリンタ内データ保護機能)」として、日本初のITセキュリティ認証取得となります(IPA認証分)。
カラーLEDプリンタC8800dnは、オフィスにおけるプリントデータやプリントアウトした紙文書からの情報漏洩対策として、セキュリティ機能を徹底的に強化した商品です。プリントデータの保護対策として、プリンタ内部のハードディスクに蓄積された印刷データの暗号化を行う「セキュリティキットタイプA1(SKT-A1)」をオプションで用意しています。同様の機能は従来から一部のプリンタで実装されていましたが、信頼性の基準が各社各様で、明確な基準に則った選択肢が必要とされていました。
このたび認証を取得した「オキカラーページプリンタC8800セキュリティモジュール」は、C8800dnに内蔵されたファームウェアで、専用のハードディスクキットオプション「セキュリティキットタイプA1」を装着することにより動作します。これによりC8800dnのハードディスクを経由する印刷データを全て暗号化することが可能になります。
また、印刷データが格納された「セキュリティキットタイプA1」は、最初に装着されたプリンタ専用となるため、たとえ同機種であっても付け替えなどにより印刷データを取り出すことは不可能となり、盗難などによるデータ漏洩を抑止することができます。印刷データの保護を目的としたセキュリティ機能対応商品で、ITセキュリティ認証を取得しているのは高額なデジタル複合機が主で、プリンタとしては世界的にも非常に希なケースとなります。
今回の認証取得により「オキカラーページプリンタC8800セキュリティモジュール」は、世界24カ国で認証取得製品として認められます。沖データはグローバルに事業を展開するプリンタ専業メーカとして、国際規格のセキュリティ性能をプリンタでもご提供するべく、いち早くITセキュリティ認証を取得することと致しました。今後もより信頼性の高いプリント環境をお客様にご提供してまいります。
※ITセキュリティ認証についての概要は別紙参照
※OKI Printing Solutions は、株式会社沖データのブランド名です。
※記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
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