丸紅、赤道ギニア液化天然ガスプロジェクトのLNG出荷を開始
赤道ギニア液化天然ガス(LNG)プロジェクトのLNG出荷開始について
丸紅株式会社(以下「丸紅」)が100%子会社の丸紅ガス開発株式会社を通じ、6.5%を出資する赤道ギニアLNG社は、当初計画を約6ヶ月前倒しし、同社が保有するLNG第一生産系列にて生産したLNGの出荷を現地5月24日より開始致しました。
第一生産系列で生産される年間3.4百万トンのLNGは、英国ビージー(BG)グループ傘下のBGガスマーケティング社に17年間の長期販売契約に基づいて販売され、主に米国ルイジアナ州のレイクチャールズLNG受入基地に供給される予定です。
本プロジェクトは同国ビオコ島沖合に位置するアルバガス田にて生産される天然ガスを利用し、液化・出荷するもので、総事業費約15億米ドル。赤道ギニアLNG社の出資比率は、マラソン・オイル社(米国)が60%、ソナガス社(赤道ギニア国営ガス会社)25%、丸紅ガス開発株式会社6.5%、三井物産株式会社8.5%となっております。
丸紅は現在カタールのLNGプロジェクトに関し7.5%の権益を保有しておりますが、本プロジェクトはこれに次ぐ2件目のLNGプロジェクトとなります。資源・エネルギー分野は丸紅の注力分野の一つであり、2006年8月に赤道ギニアLNGにおける第二生産系列の基礎設計を開始するなど、引続き積極的な事業拡大を目指す所存です。
以上
<関連するリリース>
・2005年6月6日付「赤道ギニアのLNGプロジェクトに参画」