日本アバイア、企業向けFMCアプリケーションソフト「Avaya one-X Mobile 4.2」を提供
日本アバイア、携帯電話網と企業内無線LANの両環境に対応する
企業向けFMCアプリケーションソフトウェア
「Avaya one-X(TM) Mobile 4.2」を提供開始
~モバイルユーザーの使い勝手を向上し、企業の通信費を大幅に削減~
日本アバイア株式会社(東京都港区赤坂2-17-7、代表取締役社長:藤井克美)は、本日、企業向けFMC(Fixed Mobile Convergence)アプリケーションソフトウェア「Avaya one-X(TM) Mobile 4.2」を提供開始します。Avaya one-X Mobile 4.2は、「Nokia E61」および「SoftBank X01NK/Nokia E61」に対応し、アバイアのIP-PBX配下にあるオフィスの固定電話機が提供する電話機能を、携帯電話網および企業内無線LANの両環境において提供するアプリケーションです。これにより携帯電話網と企業内無線LANの両環境におけるFMCが実現し、ユーザは、場所や通信機器に縛られることのない自由なコミュニケーション環境を手に入れることができます。企業は、同アプリケーションを導入することで、モバイルユーザーの使い勝手を向上させると同時に、通信費を大幅に削減することができます。
Avaya one-X Mobile 4.2は「Nokia E61」、「SoftBank X01NK/Nokia E61」両端末に対し、IP-PBXソフトウェア「Avaya Communication Manager(ACM)」にアクセスする機能を提供するものです。ACMの「Extention to Celluler」機能により、携帯電話端末が携帯電話網、無線LANどちらのネットワーク環境においてもPBX内線として動作するため、ユーザは電話の発着信や保留、転送、電話会議等、オフィスの固定電話と同等の機能を携帯電話端末で利用できます。また、固定電話のダイヤルイン番号をパーソナル番号として使用し、固定電話にかかってきた電話を携帯電話で受けたり、携帯電話の番号を通知せずに顧客に電話することが可能となります。
Avaya one-X Mobile 4.2を使用すると、携帯電話端末の着信もACM経由で行われるため、呼の携帯電話網と無線LAN間でのスムーズな切り替えが可能となり、通話中でも携帯電話端末、IP電話機端末、IPソフトフォンそれぞれの端末間におけるシームレスな通話切り替えが可能となります。この通話切り替え機能は、同一端末上でも実現可能です。例えば無線LAN内線モードで通話中に無線LAN圏外に移動する場合、ボタン操作で携帯内線モードに切り替え、通話を継続しながら外出をすることができます。携帯内線モード通話中に外出先からオフィスに戻る場合も同様に通話を継続しながら無線LAN内線モードに切り替え可能なため、ビジネスを中断することなく通信コストを低減できます。
また、無線LAN配下からの発信は内線電話として、携帯電話網配下からの発信は国内通話として一度ACMに入り、ACMから格安なIPコール等で海外に発信するため、特に国際電話を利用する機会の多い企業では、通信コストを大幅に削減できます。
本製品の発表にあたり、ソフトバンクモバイル株式会社様より以下の通りコメントをいただいております。
ソフトバンクモバイル株式会社 法人事業統括部
ビジネスマーケティング部長 白石 美成
ソフトバンクモバイルは、日本アバイア社の「Avaya one-X Mobile4.2」の開始を歓迎いたします。
弊社はこれまで「ホワイトプラン」「Wホワイト」を始めとする画期的な料金プランを発表してまいりましたが、特に「ホワイトプラン」は大変好評をいただいており、これまでに400万件を超えるご登録をいただいております。今回発売される日本アバイア社の「Avaya one-X Mobile4.2」に弊社「ホワイトプラン」「Wホワイト」を組み合わせることによるコストメリットは高く、企業内線と携帯電話を融合させるFMCサービスの実現により、利便性の更なる向上が可能となります。さらに、PCメールの同期(Eメールクライアント)やフルブラウザ機能など、「SoftBank X01NK/Nokia E61」をスマートフォンとして活用することで費用対効果の大変高いサービス提供が実現いたします。
これらスマートフォンの各種機能とFMCサービスの相乗効果で、「SoftBank X01NK/Nokia E61」の業務利用価値が格段に高まるだけでなく、日本アバイア社と弊社によるトータルソリューションにより必ずやお客様には業務効率の向上を実感いただけるものと確信しております。
<Avaya one-X Mobile 4.2の特長>
1. 固定電話の番号をパーソナル番号として利用可能
・ 個人ダイヤルイン番号への着信は、ACM経由で携帯電話へ自動着信するため、ダイヤルイン番号をパーソナル番号として利用しいつでもどこでも電話を受けることが可能です。
・ 携帯から電話をかける場合、相手電話機のディスプレイには会社の電話番号(部署または個人ダイヤルイン番号)が表示されるため、携帯電話番号を相手に知られることなく、通話が可能になります。
※携帯電話への自動着信の開始または停止は、携帯電話からの操作により設定が可能
2. シームレスな通話切り替え
・ 通話中でも、簡単なワンタッチ操作により、携帯電話、IP電話機、IPソフトフォン端末間でのシームレスな切り替えが可能なため、顧客との会話を中断することなく業務環境に合った最適な端末を選択し、通話を継続することができます。
・ 通話切り替え機能は、同一端末上でも実現可能です。無線LAN内線モードで通話中に外出をする場合は、通話を切断することなく携帯内線モードに切り替えて通話を継続させることができます。また携帯内線モードで通話中にオフィスに戻った場合は、通話コスト削減のために無線LANモードに切り替えて通話を継続させることが可能です。
3. 国際電話の通信コストを削減
・ 携帯電話から国際電話をかけると通常高額な料金が発生しますが、Avaya one-X Mobile4.2を活用すると、無線LAN配下からの発信は内線電話として、携帯電話網配下からの発信は国内通話として一度ACMに入り、ACMから格安なIPコール等で海外に発信するため、通話コストを大幅に削減することが可能です。
アバイア(Avaya Inc.)について
アバイア・インク(本社所在地:米国ニュージャージー州バスキングリッジ、NYSE:AV)は企業の競争優位性の実現を支援するインテリジェント・コミュニケーション・ソリューションを提供しています。アバイアのIPテレフォニー、ユニファイド・コミュニケーション、コンタクトセンター向けソリューション、Communications-Enabled Business Process(CEBP)ソリューション*は、FORTUNE 500R社の90%を含む世界の100万社以上の企業に採用されています。また、アバイア・グローバル・サービスはあらゆる規模の企業に包括的なサービスとサポートを提供しています。
詳細は、アバイアのWebサイト http://www.avaya.com をご覧ください。
日本アバイアについては、 http://www.avaya.co.jp をご覧ください。
* CEBPは、ビジネスの遂行に必要とされる関係者のコミュニケーションを自動化することで、業務効率やサービス品質の向上を支援するソリューションです。
※Avaya、アバイアのロゴおよびAgent MAPは、Avaya Inc.の登録商標です。その他すべての商標は個々の商標権者に帰属します。