三洋電機、水中撮影可能な小型・軽量ポケットサイズのポケットサイズムービーカメラを発売
防水対応(※1)でよりアクティブな使い方ができる
世界初(※2)水中撮影可能なポケットサイズムービーカメラ
品 名 デジタルムービーカメラ
品 番 DMX-CA65
カラー シェルホワイト(W) マリンブルー(L) ブライトイエロー(Y)
愛 称 [ザクティ]
希望小売価格 オープン
発売日 2007年6月15日
当初月産 20,000台
三洋電機株式会社(以下、三洋電機)は、ブランドビジョン「Think GAIA」を掲げ、これまでの視点にとらわれない新しい発想と、独自に培ってきたテクノロジーを駆使し、数々のソリューションを提案しています。
この度、よりアクティブにお使いいただける世界で初めて水中での撮影も可能な小型・軽量ポケットサイズのデジタルムービーカメラXacti(ザクティ)「DMX-CA65」を6月15日より発売いたします。
また、デジタルムービーカメラの新しい楽しさを多くのWebユーザーに伝えるために、当社の「Xacti」と「Web 2.0」時代をリードするWebコミュニティ運営各社と共同で「Xacti 2.0」プロジェクトを推進しています。個人で運営できるWeb放送局や、ムービーブログなど、Xactiを核にしたソリューションの提案を行っています。
■主な特長
1.世界初(※2)水中撮影可能な防水対応(※1)デジタルムービーカメラ
2.きれいな映像で長時間記録 先進の「MPEG-4 AVC/H.264」方式採用
3.高感度対応でムービーも写真もきれいに撮れる
※1:JIS IPX5、IPX8(旧JIS保護等級5、8)相当。(水深1.5m以内、60分まで使用可能)
※2:光学式ズームレンズ搭載ビデオカメラにおいて。(2007年6月15日発売予定)
I.概要
ビデオカメラのトレンドは、従来のテープタイプからSDカードなどのシリコン(半導体メモリー)ムービー、DVD、HDDタイプに急速にシフトしています。
その中でも、Xactiなど「シリコンムービー」と呼ばれるタイプは、小型・軽量化の点で優れ、記録・再生にメカ駆動部を必要としないことから、振動などに対する信頼性の点でも有利です。今後、メディア容量の拡大ならびに低価格化により、「シリコンムービー」タイプの増加が見込まれ、国内市場では2006年度 約30万台に対し、2010年度には約72万台程度の大きい伸びが予測(当社予測)されます。
当社では、お客様からご要望の高かった(※3)、「水に濡れても安心な生活防水機能」に対し、2006年8月に世界初の生活防水対応(※4)のデジタルムービーカメラ「DMX-CA6」を発売いたしました。
従来、水滴や水しぶきが心配で撮影を躊躇するような環境下でも、安心してお使いいただける商品として、そのアクティブなデザインとともに市場でご好評をいただきました。今回、この機能をさらに高めた防水対応(※3)により、水中でのムービー&写真撮影といった、よりアクティブな使い方が可能なデジタルムービーカメラXacti「DMX-CA65」を発売いたします。
※3:当社ユーザーアンケート調べ。
※4:JIS IPX4(旧JIS保護等級4) 相当。
II. 詳細説明
1.世界初(※2)水中撮影可能な防水対応(※1)デジタルムービーカメラ
防水対応でないビデオカメラでは、雨の日や水辺など、本体に水滴が付着したり、水没といった事態が想定される環境下での撮影に神経を使う必要がありました。
「DMX-CA65」では、世界初(※2)の防水対応(※1)により、そのような不安を解消し、むしろ積極的に水しぶきがかかったり水中撮影といった、よりアクティブでハードな使い方が可能となり、撮影範囲が大きく広がりました。サーフィンやシュノーケリングといったマリンスポーツをはじめ、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツシーン(※5)で水しぶきや雪などを気にせず被写体に近寄ることができるので、より臨場感のある撮影が可能です。
※5:寒冷地および高温多湿環境でご使用の際は、湿度、結露にご注意ください。
※ 参考画像は関連資料をご参照下さい
2.きれいな映像で長時間記録 先進の「MPEG-4 AVC/H.264」方式採用
ムービーフォーマットには、世界標準であるISO規格準拠の「MPEG-4 AVC/H.264」方式を採用。先進の映像符号化技術による高い圧縮効率で、従来の「MPEG-4」方式に比べ「同じ記録時間であれば、さらに 高画質」、「同じ画質であれば、さらに長時間」で撮影を行うことができます。これらに対応した撮影モードをそれぞれ設け、目的に応じた使い分けが可能です。4GBのSDHCメモリーカードを使用すれば、トータルで約5時間(※6)の記録が可能です。
また、この「MPEG-4 AVC/H.264」は、最近急速に広がりを見せるインターネットでの動画配信サービスやブログなどで簡単に利用できるフォーマットなので、撮りっぱなしといった従来のムービーの使い方から、撮った後は公開したり共有するといった新しい楽しみ方がXactiなら簡単にできます。
さらに、撮影したムービーや写真をパソコン上で手軽に活用いただくため、ムービー編集やオリジナルDVD作成が可能なアドビ システムズ製「Adobe Premier Elements 3.0」と、画像閲覧・管理が簡単にできる「Adobe Photoshop Alubum SE」を付属しました。
※6:TV-HQモードにおいて。
アドビ システムズ株式会社 代表取締役社長 ギャレット イルグ(Garrett J. Ilg)氏のコメント
「今回、当社のビデオ編集ソフトAdobe Premiere Elementsが、Xactiの新製品にバンドル(付属)されたことでユーザーに新しい価値を提供することができます。Xactiが採用し、Adobe Premiere Elements が対応しているH.264は、今後のムービーフォーマットの主流になるものです。アドビ システムズは三洋電機と相互に協力し、Adobe Premiere ElementsとXactiを使って、ムービーをより楽しく活用できるソリューションを提供していきます。」
3.高感度対応でムービーも写真もきれいに撮れる
ムービー撮影では、高速画像処理LSI「ピュアフォースエンジンIII」採用により、暗い場所での撮影能力をアップさせました。オート設定時の最低被写体照度は約7ルクス、シーンセレクトショット機能のランプモードを使用すれば、自動でフレームレートを調整し、最低被写体照度約2ルクスの高感度撮影が可能です。写真撮影では、600万画素の高精細画質で高感度ISO1600に対応。室内や夜景など、ブレやすい場所やフラッシュを使いたくないシーンでも自然な色や表情をきれいに撮影できます。また、ムービーには独自の 手ぶれ補正機能(※7)を搭載しているので、いろいろな場所で安心して撮影していただけます。
※7:手ぶれ補正モードのムービー撮影中は、写真の画角が変わる場合があります。
4.その他の特長ムービー撮影中でも600万画素の写真同時撮影が可能
・カメラを回転させずに縦長の写真が撮れる「縦撮りモード」
・映画のような写真演出「16:9ワイド写真(4.4M:2816×1584ピクセル)」
・なめらかTV再生出力「60fpsスムーズ再生」
・画像の赤目部分をカメラが自動検知し補正「デジタル赤目補正」
・最短1cmまで近づける「スーパーマクロ」
・16段階で撮影距離を設定可能「マニュアルフォーカス」
・液晶モニターを開けるとすぐに、撮影・再生が可能「クイックスタンバイ」
・電池やカードの残量警告など音声でお知らせ「おしゃべりナビ」
III.主な仕様
※ 添付資料参照
◆Xacti関連WEBサイト
・商品紹介サイト http://www.sanyo-dsc.com/
・商品画像ダウンロードサイト http://www.sanyo-dsc.com/support/imagedata/index.html
・デジカメ?ブログ http://digiblo.jp/
・「Xacti 2.0」プロジェクト http://xacti-20.com/ (6月中旬オープン予定)
(参考資料1)JIS C 0920 防水保護等級
※ 添付資料参照
(参考資料2)Xacti 2.0 プロジェクト 賛同8社の概要
※ 添付資料参照
◆お問い合わせ先及び資料請求先
三洋電機株式会社 DIカンパニー DI事業部
お客様相談係 TEL:072-870-4184