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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'06.04.Mon

東京海上日動、UNEP FI(国連環境計画・金融イニシアティブ)報告書をIWGが発行

持続可能な社会実現に向けた、世界の保険業界の取組み
UNEP FI(国連環境計画・金融イニシアティブ)IWG報告書発行


 ミレアグループの中核企業である東京海上日動火災保険株式会社(社長:石原邦夫)は、2005年よりUNEP FI(国連環境計画・金融イニシアティブ)のワーキンググループの1つである、IWG(Insurance Working Group)へ、アジアの保険会社として唯一参加しております。IWGでは、世界の主要な保険会社が「持続可能な社会と保険」に関する調査・研究を行っており、この度、「保険が社会の持続的発展に貢献する役割」についてまとめた報告書「Insuring For Sustainability Why and how the leaders are doing it」を発行しましたので、お知らせいたします。
 なお、報告書の中で、当社の取組みである「自動車保険における環境対策車割引」と「マングローブの植林事業」が紹介されています。


1.報告書の目的、内容について

 本報告書は、第1回目の報告として、「経済・社会・環境に重要な役割を果たしており、その持続可能性を高める行動を支える『保険事業』について、社会に広く伝えること」を目的に作成しています。
 持続可能な社会実現に向けた、保険商品・サービスの提供から、環境負荷の削減に至るまで、世界の主要な保険会社各社の代表的な活動実例を紹介しています。
 具体的には、保険は「人々(People)」「地球(惑星Planet)」「利益(Profit)」の3つの要素(Triple Bottom Line)に貢献するものとして、9つの持続可能性に関わる世界規模の事象(気候変動、マイクロインシュアランス(発展途上地域への保険提供)、退職後の収入、健康、人間が作り出すリスク、環境責任、天然資源、リサイクル、内部効率)と、それに対しての各社の取組み状況や実例を、全世界的見地で取り上げています。
 当社に関する記述としては、地球環境保護を促進する商品例として「自動車保険における環境対策車割引」と、環境負荷削減の取組み例として「マングローブの植林事業」が紹介されています。
 報告書はhttp://www.unepfi.org/work_streams/insurance/index.htmlより、ダウンロードが可能です。


2.UNEP FIとは

 UNEP(国連環境計画)は、1972年にストックホルム国連人間環境会議で採択された「人間環境宣言」および「環境国際行動計画」の実行機関として、同年の国連総会決議に基づき設立された国連の補助機関です。
 UNEP FI(国連環境計画・金融イニシアティブ)は、UNEPと世界各国・地域の約160の銀行・保険・証券会社等の間に築かれた広範で緊密なパートナーシップです。金融機関のさまざまな業務において、環境および持続可能性(サスティナビリティ)に配慮した最も望ましい事業のあり方を追求し、これを普及、促進することを目的に、1992年に設立されました。多数の金融機関における経済的発展と環境保護の両立、あるいは持続的発展について積極的に情報交換を行い、業務やサービスにおいて環境への配慮を取り入れるよう、働きかけを行っています。
 IWGは、13カ国に所在する世界の主要な保険会社、再保険会社、保険ブローカー16社で構成されており、持続可能な社会と保険に関する調査・研究を行っています。


3.「9つの持続可能性に関わる世界規模の事象」に対する取組みについて(ご参考)

 ミレアグループでは、報告書で取り上げた9つの事象に対する取組みとして、以下の事業を行っております。保険商品提供、資産運用、コンサルティング提供、リスクに関する研究に加え、環境負荷削減、環境啓発・情報提供という側面からも活動を展開しています。
 また、2007年度より、グループ内の東京海上研究所に「地球温暖化研究グループ」を設置し、グループ各社の活動を一元化し、横断的なプロジェクトとして地球温暖化に取組んでまいります。

1)気候変動
 ・台風被害等に対する、損害保険金の迅速な支払い
 ・天候デリバティブの販売
 ・風況リスクヘッジプログラムの提供
 ・排出権(信託商品)の取得
 (上記4件、東京海上日動)
2)マイクロインシュアランス(発展途上地域への保険提供)
 ・インドにおける農家向け天候保険の販売(IFFCO-TOKIO社)
3)退職後の収入
 ・401kの運営管理、運用商品の提供(東京海上日動)
 ・年金保険の販売(東京海上日動あんしん生命、東京海上日動フィナンシャル生命)
 ・投資信託商品の販売(東京海上アセットマネジメント)
4)健康
 ・企業・従業員向けメンタルヘルスマネジメント・生活習慣改善プログラムの提供
 ・企業向け健康管理セミナーの開催や、海外医療情報の提供
 ・医療施設向けリスクコンサルティングの提供
 ・電話による医療相談の運営
 (上記4件、東京海上日動メディカルサービス)
5)人間が作り出すリスク
 ・企業向けのリスク管理を目的とする商品の提供(東京海上日動)
 ・各種リスクコンサルティングの提供(東京海上日動リスクコンサルティング)
6)環境責任
 ・「土壌汚染リスク」簡易診断付保険の販売(東京海上日動、東京海上日動リスクコンサルティング)
 ・企業の環境対策支援コンサルティングの提供(東京海上日動リスクコンサルティング)
 ・自動車修理時における環境配慮の提案(東京海上日動)
 ・企業向け保険「ビジネスパッケージ」のエコ対策費用保険金支払い(東京海上日動)
7)天然資源
 ・東南アジアにおけるマングローブ植林活動(東京海上日動)、
 ・小学生向け環境教育「みどりの授業」(東京海上日動)
 ・IR活動における情報開示(ミレアホールディングス)
 ・「サスティナビリティの科学的基礎に関する調査」プロジェクト(東京海上日動)
 ・情報誌「TALISMAN環境シリーズ」発行(東京海上日動)
 ・「Carbon Disclosure Project」への参加(東京海上日動)
 ・ISO14001の運用(東京海上日動)
 ・エコドライブ(アイドリングストップ、適切な整備・運転等)の実施(東京海上日動)
8)リサイクル
 ・環境マネジメントシステム(事業活動に伴う環境負荷を、PDCAサイクルを用い削減する取組み)の運用(東京海上日動)9)内部効率
 ・GRI(Global Reporting Initiative)のガイドラインを参考にした、ミレアグループCSR報告書の発行


 今後とも、UNEP FI等での活動を通して、保険業界を牽引するグローバル企業との情報交換および調査・研究活動を実施し、さらに体系的・戦略的に持続可能な社会実現に向けた取組みを展開してまいります。


以 上

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