コニカミノルタエムジー、IT化めざす診療所などに最適なマルチユニットシステムを発売
IT化を目指す診療所に最適なマルチユニットシステム
『REGIUS NEW BASIC SYSTEM(レジウス ニュー ベーシック システム)』新発売
コニカミノルタエムジー株式会社(社長:谷田清文、以下、コニカミノルタ)は、診療所市場向けに小型で、操作が簡単なデジタルX線画像読取装置(Computed Radiography: CR)『REGIUS MODEL(レジウス モデル)110』とCRコンソール/ビューワ/ファイリング機能を一体化したオールイン端末『REGIUS Unitea(レジウス ユニティア)』を中心とした『REGIUS NEW BASIC SYSTEM』を新発売いたします。
現在、国内の診療所は約10万施設あり、年間約4000施設が新規に開業されていると推定されます。医療のデジタル化を行うことで、省スペース化、検査画像の一元管理、業務の効率化等の実現が期待できるだけでなく、インフォームドコンセントによる患者サービス向上や将来の地域医療連携等にも必須要件であり、新規開業施設のデジタル化のニーズは今後もますます高まっていくものと予想されます。
このたび新発売いたします『REGIUS NEW BASIC SYSTEM』は、施設のIT化を目指す診療所のニーズに最適な、コンパクト且つ高機能なマルチユニットシステムです。
■『REGIUS MODEL 110』の主な特長
1.奥行き最小365mmの省スペース設計
設置面積が僅か0.27m2の省スペース設計です。さらに、使用環境に応じて縦横の2パターンのレイアウトが選択できる「2方向設置方式」を可能としました。
2.シンプルさを追求した快適な操作性
撮影したカセッテを投入口に差し込むだけで、自動的に画像を読み込み最適な濃度条件で画像表示されます。
3.コンパクト設計ながら高速処理
コンパクト設計ながら、45秒/枚の高速処理サイクルを達成したREGIUSシリーズ最小モデルです。
■『REGIUS Unitea』の主な特長
1.診療所のデジタル化に求められる機能が一体化した次世代マルチユニット
CRコンソール+ビューワ/ファイリング機能を一体化することにより、余分な端末を削減し、導入コスト軽減と省スペースを同時に実現します。
2.将来のシステム拡張にも対応可能
拡張性として最大4台まで接続でき、将来のシステム拡張にも柔軟に対応が可能です。
3.豊富なCR設置実績から蓄積された画像処理ノウハウを結集
新開発の「インテグラル処理」により、CR読取画像から撮影部位を自動判別し、最適な画像処理を行うことができる革新的な技術を搭載しました。
4.各種診断機器ともフレキシブルに連携可能
CR画像だけでなく、超音波装置や内視鏡装置などの各種診断機器の画像をはじめデジタルカメラやスキャナからの画像も取り込むことができます。また、レセプトコンピュータや電子カルテシステムからの患者基本情報オンライン取得にも対応しています。(オプション)
製品名:
『REGIUS NEW BASIC SYSTEM(レジウス ニュー ベーシック システム)』
画像読取装置『REGIUS MODEL110』本体および
制御部『REGIUS Unitea』本体+表示モニタ
(オプション:レーザーイメージャー『DRYPRO MODEL 832』)
発売日:2007年6月上旬
標準小売価格(税別):9,160,000円
『REGIUS MODEL110』の主な仕様:(認証番号:219AIBZX00046000)
撮影サイズ 半切、大角、大四切、四切、六切ほか
画素サイズ 87.5μm/175μm
階調数 4096階調(12bit)
処理能力 約80枚/h(大角/175μm)
カセッテフィードロード時間* 約45秒(大角/175μm)
外形寸法 W740×D365×H747mm
重量 約100kg
電源 単相AC100V 8A
*カセッテ投入から取り出し可能になるまでの時間
『REGIUS Unitea』の主な仕様:
接続モダリティ CR、内視鏡装置、超音波装置、デジカメ他
クライアントの拡張性 最大4台まで接続可能
画像表保存容量 本体250GB
表示モニタ 17inch/24inch/2M/3Mより選択