栗本化成工業、大阪府池田市に3250ミリの超大口径管を納入
栗本化成、日本最大3250ミリの超大口径管を製造
池田市配水隧道改良工事にて採用、7日から納入
栗本化成工業株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:幡中圓治、資本金:3億円、 http://www.kurimoto.co.jp/ )では、日本最大の3250ミリFRPM管を製造、6月7日から大阪府池田市に納入を開始します。
池田市配水隧道は1969年に完成。猪名川、余野川から取水した原水を、古江浄水場にて処理を行い、同配水隧道へ送り、そこから各家庭に給水しています。
この池田市配水隧道は完成後38年経過し、施設の機能更新を図るにあたり、施工の難易度、経済性、工期の短縮、貯水容量の確保等検討がなされた結果、現在弊社において製造可能で陸上輸送の可能な最大口径3250ミリのFRPM管が採用された次第です。
栗本化成は00年から3000ミリFRPM管を製造販売していましたが、口径3250ミリはFRPM管としては日本最大となります。
FRPM管=強化プラスチック複合管(Fiber Reinforced Plastic Mortar Pipes)は、ガラス繊維強化プラスチックス(FRP)と樹脂モルタル(Resin Mortar)を複合した管です。他の管種に比べ軽量で取り扱いが容易で、工事費が軽減できるため、上水道・下水道用、農業用水用、電力ケーブル保護用などにひろく活用されています。
(※参考画像あり)