コクヨとフィードパス、エンタープライズ2.0ソリューションを共同開発
コクヨとフィードパスがエンタープライズ2.0ソリューションを共同開発
~「@Tovas」と「feedpath Zebra」による次世代の企業コミュニケーションを発表~
~ファーストユーザとして、エムエム総研が利用を決定~
情報トレーサビリティサービス(※1)を提供するコクヨ株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長黒田章裕、以下コクヨ)と先端テクノロジーをベースに革新的なインターネットサービスおよびWebアプリケーションを提供するフィードパス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:津幡靖久、以下フィードパス)は、本日、両社がそれぞれSaaS(サース:Software as a Service)で提供する「@Tovas」と「feedpath Zebra」をベースにエンタープライズ2.0ソリューションを共同開発したことを発表します。
同時に、ファーストユーザとして株式会社エムエム総研(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO 萩原張広、以下エムエム総研)に今回、共同開発を行ったエンタープライズ2.0ソリューションが採用されたことを発表します。
これによりエムエム総研は、セキュアな環境と業務効率化を同時に実現可能となります。また、ハイクオリティなサービスを利用することでクライアントへ提供するサービス品質の向上に繋がります。
今回の共同開発により、フィードパスが提供するセキュアな次世代型Webメールサービス「feedpath Zebra」から、コクヨが提供する文書配信サービス「@Tovas」の各種機能が直接利用可能となります。両社からSaaS/オンデマンドサービスとして提供されるため、利用にあたり機器や設備をまったく必要とせず、また、それぞれのサービスを単独で利用するよりもはるかに大きな付加価値を得ることが可能となります。
今回の共同開発の内容は、通常のメール送信ボタンとは別に、「feedpath Zebra」に設けられた「@Tovas」専用送信ボタンで送信することで、暗号化された通信経路で添付ファイルが送信されます。これにより利用者は従来必要だった「@Tovas」専用クライアントツールをインストールする必要なく、アプリケーションのみで簡単に利用可能となります。
「feedpath Zebra」マッシュアップ・インターフェイス「Zimlet(ジムレット)」(※2)を介し、「@Tovas」へのシングルサインオンを実現しているため、従来のWebメールの利便性に加えて、以下の4つが実現されます。
1.SSL通信による添付ファイルの安全な送付
2.送達事実(電磁的記録による文書の交付事実)の一元管理
3.セキュアな環境下を保持したままデータの回収(双方向通信)
4.いつも利用するメール画面から簡単に送信
この度、共同開発サービスの導入が決定した「営業シーンに特化した総合アウトソーシングカンパニー」であるエムエム総研は、重要資料が容量制限で送れなかったり、「@Tovas」専用のメーラーをインストールする手間がかかったり、別に立ち上げなければならなかった課題の解消に加え、日本版SOX法の施行とそれに伴う内部統制の仕組みの整備を見据え、導入に至りました。導入することにより、前述の課題を解消するとともに、個人情報などが含まれるファイルの漏えい防止や、内部統制における監査証跡の正確さを確保し、企業におけるコンプライアンスの強化を果たすことが可能となります。また、専用のアプリケーションを使わずに「feedpath Zebra」から手間なく送信することが可能になり、営業シーン・運用シーンの両面で業務効率の向上が期待できます。
【サービス提供イメージ】
※添付資料を参照
なお、実際のデモンストレーションを含む両社の共同無料セミナーを以下の2回、開催する予定です。
1.概要:「エンタープライズ2.0ソリューションセミナー」~コクヨとフィードパスによる新時代コミュニケーションのご提案~
日時:6月26日(火)13:30-17:00 (受付開始は13:00-)
詳細情報:http://fpzebra.jp/event/s070605.html
2.概要:「SaaSがワークスタイルに与える影響~Web2.0からEnterprise2.0へ~」
日時:7月18日(水)13:30-17:00 (受付開始は13:00-)
詳細情報:内容詳細につきましては決定次第ホームページで告知します
(※1)情報トレーサビリティ:
企業間における「情報と伝達」に対し、その事実追跡管理や第三者送達証明を可能とする機能
(※2)Zimlet(ジムレット)
「feedpath Zebra」に搭載されたシステム連携の仕組みです。「feedpath Zebra」のメール本文内に特定の条件に当てはまる文字列(URL、日付、住所など)がある場合、それを自動認識し、関連するWebサービスを呼び出して連携表示します。この仕組みを使うことで、社内外の様々なサービスやシステムとの連携を迅速に実現することができます。詳細:http://zebra.feedpath.co.jp/product/about_zimlet/index.html
株式会社エムエム総研のコンプライアンス室室長石川由美氏は次のように述べています。
「この度、コクヨ株式会社とフィードパス株式会社が共同開発された『エンタープライズ2.0ソリューション』の導入が決定し大変嬉しく思っております。両社のご協力のもと、今まで弊社で抱えていた課題の解消に加え、日本版SOX法の施行とそれに伴う内部統制の仕組みの整備に大変期待しております。
『@Tovas』と『feedpath Zebra』が多くのビジネスユーザーの業務効率向上に貢献していくことを確信しております。」
コクヨ株式会社RDIセンターのセンター長塚正勉は次のように述べております。
「もはやインターネットはオフィスワークに不可欠なビジネスツールとなっており、我々コクヨもこの領域に参入することを前提に『@Tovas』というビジネスツールを設計した。
コクヨの『@Tovas』を利用している数千のユーザー群に留まらず、日本企業全体の知的生産性向上のため、全ての『はかどり』を求める企業に対しておすすめできる内容である。『feedpath Zebra』はこの点において非常に優れた製品であり、この連携スキームでの今後の両社の成功は間違いないものと確信している。」
フィードパス株式会社の取締役兼CTO 後藤康成は次のように述べています。
「今回の共同開発は情報の送受信品質を劇的に向上させ、抜本的に情報漏洩を防止することに間違いありません。採用が決定したエムエム総研様には業務効率の改善とよりセキュアな環境をご提供できると確信しています。
今後、既に『@Tovas』を導入している多くの企業で、『feedpath Zebra』もご利用頂くことを期待します。」
【@Tovasについて】(http://www.attovas.com)
「@Tovas(あっととばす)」は、企業から外部に発信される文書の「流通情報の記録」に特化したインターネットサービスです。基幹システムや業務アプリケーション、電子メールといった普段皆様がお使いの業務インフラに連携することで、生産性の向上やセキュリティの強化、また内部統制に有効な形での「監査証跡の記録」を実現します。本SaaS型アプリケーション同士の連携で、多様な現場業務シーンに対応し、幅広く使用できるシーンを提供していきます。
【feedpath Zebraについて】(http://zebra.feedpath.co.jp)
「feedpath Zebra」は、Webメール・アドレス帳・スケジューラー・ドキュメント共有等の機能を標準装備するエンタープライズ2.0型Webメールサービスです。本SaaS型アプリケーション同士の連携により、高度な企業ニーズにより柔軟に対応可能なサービスを目指します。フィードパスは「feedpath Zebra」紹介セミナーを随時開催しています。
○サービス開始予定:2007年6月7日~
○販売価格(消費税別):feedpath Zebra 初期¥100,000-、月額¥2,480-/1アカウント
○販売価格(消費税別):@Tovas 初期¥3,000-/1アカウント、月額¥1,000-~/1アカウント
○2007年度導入目標:100社
【コクヨ株式会社について】
コクヨ株式会社は、明治38年の創業以来、文房具・事務用品の総合メーカーとしてさまざまなお客様に快適なオフィス支援サービスを提供しています。快適で能率の高いワークスタイルを常に考える中で、平成16年より「@Tovas(あっととばす)」のサービス提供を開始いたしました。「@Tovas」とは、ビジネス電子文書の流通・交換を通じて快活・確実・安全なオフィスワークの実現を目指したオンデマンド型のサービスです。利用するユーザはハードやソフトを購入する必要なく、契約後からサーバー機能を利用することができます。
これにより、パソコンで作成したデータを、高品質なFAXとして直接ペーパレス送信することや、重要かつ大容量データの受け渡しをセキュリティが確保された状態で行うことが可能になります。且つそれらについての、「情報トレーサビリティ(=情報の授受に関する足跡管理)」の確保がわかりやすく実装されており、「@Tovas」空間を経由して送受信された伝達事実(いつ、誰が、何を、どのように送ったか、それは受信されたかどうか)が、第三者機関での電子公証対象として証明可能になっています。すでに2007年5月現在で180社以上(利用者数3,000人以上)の企業が契約・利用しています。詳しい情報は、http://www.attovas.com/をご覧ください。
【フィードパス株式会社について】(http://www.feedpath.co.jp/)
フィードパス株式会社は、「インターネットユーザーに対して、コンパクトかつリアルタイムなインターネット体験を提供すること」をミッションとしてエッジの効いたテクノロジーをベースに革新的なインターネットサービスおよびWebアプリケーションを提供するテクノロジーベンチャーです。
日本を代表するWebグループウェアを提供するサイボウズとインターネットビジネスインキュベーターであるネットエイジグループのジョイントベンチャーであるフィードパスは、Web型フィードリーダーである「feedpath Rabbit」をコンシューマーに提供する一方、企業向けITソリューションとして、イントラブログ・システム「blogengine」、新しいコミュニケーションスタイルを実現するセキュアなメッセージングシステム「feedpath Zebra」、さらには、グルーウェアの代名詞である「サイボウズOffice6」とお手軽データーベース「サイボウズデヂエ」をASPサービスで提供しています。2005年設立。詳しい情報は、http://www.feedpath.co.jp/をご覧ください。
【株式会社エムエム総研について】
エムエム総研は、法人の顧客を対象に営業部門を支援するアウトソーシングサービスを提供しています。
あらゆる業界で約750社・約1200プロジェクトの実績をもち、主に法人向け営業コールセンターとプロモーションのサービスを提供し、マーケティングリサーチやセールスプロモーションなど付加価値の高いサービスで企業の営業活動を支援しています。エムエム総研は、お客様の商品やサービスの市場ニーズの調査/見込み顧客の選定から商談機会の設定まで、従来の営業プロセスをより効率的に分業化した、アウトソーシングサービスをお客様へご提案・ご提供しています。詳しい情報は、http://www.mmsouken.co.jp/をご覧ください。
■コクヨ株式会社(一般の方のお問合せ先)
RDIセンター@Tovas事業部TEL:0120-594-550
E-mail:info@attovas.com
URL:http://www.attovas.com/
■フィードパス株式会社(一般の方のお問合せ先)
TEL:03-5728-2721
E-mail:info-sogo@feedpath.co.jp
URL:http://www.feedpath.co.jp/
※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名等は各社の登録商標または商標です。