EMCジャパン、グローバル重複除外技術を持つデータ保護ソフト「EMC Avamar」を提供
EMCジャパン、急激に増え続けるバックアップ量を“減らす”
「EMC Avamar」を提供開始
バックアップ量を平均300分の1に削減し、遠隔拠点のバックアップも可能に
2007年6月7日、東京発:
EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ナイハイゼル・エドワード(Edward J. Neiheisel))は、グローバル重複除外技術を持つデータ保護ソフトウェア「EMC Avamar(R)(アバマー)」を本日より提供開始しました。
「Avamar」は、EMCの特許取得済みのグローバル重複除外技術により、データ・バックアップを行う際に、データの重複を検知し、重複しない情報だけを保存します。これにより、企業の持つバックアップ・データ量を平均300分の1まで削減することが可能です。データ・バックアップの効率化やストレージ容量の有効活用が実現されるだけでなく、ネットワーク負荷も緩和されるため、ITリソースを有効活用し、企業全般にわたる経済性と利便性の向上を実現します。特に、リモート・オフィスや支店のバックアップ、VMware環境でのバックアップ、LANベースのバックアップなど、データ・バックアップに多大な時間と費用が生じる場合において大きな効果を発揮します。
ディスク・バックアップは、テープ・バックアップに比べ、セキュリティ面での優位性は認識されている一方、コスト面ではテープ・バックアップに優位性があるのが実情です。「Avamar」のグローバル重複除外技術を利用すれば、運用コスト面での大幅向上を図ることで、コスト面でもテープ・バックアップと同等以上のパフォーマンスを追求することが可能になります。
「Avamar」は、以下のような環境において、特に有効です。
・リモート・オフィス・データの合理的なバックアップ
「Avamar」を利用することで、リモート・オフィス・データのバックアップを効率的かつコスト・パフォーマンスの高い方法で行うことが可能です。これにより、リモート・オフィスのテープ・インフラストラクチャの管理・サポートが不要になります。
・帯域幅や時間の制約があるデータ・センターでのバックアップ
グローバル重複除外技術を利用して全体的なバックアップ・データ量やネットワーク使用量の低減が可能です。データ・センター内またはサイト間に帯域幅の制約がある顧客にメリットをもたらします。
・VMware環境でのバックアップ
VMware製品は、IAサーバのハードウェア使用の効率性とコスト削減について大幅な向上を可能にしますが、同じハードウェア上で使用するデータ量の増加という新たなバックアップに関する課題が生じます。「Avamar」は、VMware環境におけるバックアップ時間の大幅な短縮とリソース使用量の大幅な削減を可能にします。
価格と提供について
本日よりEMCジャパンおよびEMC販売パートナーより提供されます。
販売価格は362万円から(税込み、サポート費用別途、バックアップ対象容量1.5TBの構成時)です。
EMCジャパン株式会社について
EMCジャパンは、あらゆる規模のお客様が、競争優位に立ち、情報からさらなる価値を創出することを可能にするために、情報インフラストラクチャ・テクノロジーとソリューションを開発、提供する世界のリーディング・カンパニーであるEMCコーポレーションの日本法人です。EMCの製品やサービスに関する情報については、以下のWebサイトをご参照ください。 http://www.emc2.co.jp/
EMC、Avamarは、米国EMCコーポレーションの登録商標または商標です。VMwareは、VMware Inc.の登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。