NTTコムウェア、フィッシング対策ソリューション「フィッシュカット」がWindows Vistaに対応
NTTコムウェアのフィッシング対策ソリューション
「フィッシュカット」が「Windows Vista」に対応
~幅広いパソコンOSに対応~
NTTコムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今井 郁次、以下 NTTコムウェア)が提供する、電子透かし(*1)を利用したフィッシング対策ソリューション「PHISHCUT(以下、フィッシュカット)」がWindows Vistaに対応し、6月11日より提供を開始します。
【Windows Vista対応の背景】
従来の「フィッシュカット」は、対応するパソコンのOSがWindows 2000、Windows XPとなっており、ブラウザについてはInternet Explorer 6のパソコンに限られていました。しかし、最近では、Windows Vistaを購入する方や、Internet Explorer 7を利用する方が増えており、「フィッシュカット」導入を検討する銀行などでは、お客様の様々なパソコンに対応できる「フィッシング対策ソリューション」が求められていました。
NTTコムウェアでは、銀行などのニーズと、より幅広いパソコン利用者がフィッシング対策に対応できるよう、提供を開始します。
なお、ブラウザについては、既にInternet Explorer 7への対応も行っています。
【「フィッシュカット」の概要】
「フィッシュカット」は金融機関やインターネットバンキング、ショッピングサイトなどのWebサイトに電子透かしを埋め込み、利用者の専用ソフトと認証システムとで連携し、Webサイトの認証を行うサービスです。フィッシングサイトの検出や、認証結果をユーザーに伝える機能などにより、フィッシングサイトへの重要情報(ログインID、パスワードなど)の送信を防止します。今回のバージョンより、認証結果については「フィッシュカット」のツールバーの色変化だけでなく、吹き出しでのお知らせとなり更に見やすくなりました。
認証システムと専用ソフトのダウンロードサイトはNTTコムウェアが提供するASP方式で、短期間で導入でき、初期導入費用もかかりません。専用ソフトが自動的に認証を行いますので、利用者もソフトをインストールするだけで利用することが可能です。
【今後の展開】
「フィッシュカット」は、導入する際の簡便さや、操作性が認められ、現在までに邦銀4行に導入実績があります。今後、金融機関や自治体、インターネットショッピングサイトに対して更に積極的な展開を目指し、2007年度は1億円の売上を目指します。
【用語解説】
(*1) 画像・動画・音響データなどに、人間が知覚できないような情報を埋め込む技術。
※PHISHCUTはNTTコムウェア株式会社の登録商標です。
※NTTコムウェア株式会社はPHISHCUTの特許を取得済です。
※Windows、Internet Explorer、Windows Vistaは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
【参考】
◆認証結果のお知らせイメージ
※ 関連資料参照