JTB、着地型商品「RIKKA おきなわ」を発売
JTB、沖縄で大手旅行会社として全国初の着地型商品
「RIKKA おきなわ」を発売!
~沖縄に着いたら、その日の天気を見てコールセンターへ申し込み!
Rikkaおきなわ"(沖縄へ行こう、の意)を全国初の着地型商品として、新たな販売を試行的に7月1日より開始~
JTBでは沖縄県の入域観光客数1,000万人計画に呼応し、2007年4月に沖縄事業開発委員会を設置、委員長以下3人の専任者が沖縄に駐在。沖縄県および地元企業と連携を取りながら、沖縄経済の活性化と雇用拡大のための具体的な事業展開の検討を進めている。
このたびその一環として、コールセンターやフリーペーパー等の機能を最大限活用した販売を通じ沖縄を訪問されるお客様の消費需要を広く捉えるとともに、今後の販売展開へ向けての新たな試行的販売を開始する。今回は着地型旅行モデルを全国に先駆けて沖縄で本格的に構築していくため、まずお客様の生の声を集め、お客様の行動パターンとニーズを掴んでいくことを目的として旅行需要の集中する夏季に実施する。
着地型旅行モデルとは、旅行出発前に発地では拾えない需要を着地側で吸収するもので、現地消費を拡大するとともに、まだ沖縄に来たことのない潜在的なお客様(国民の約63%)の沖縄訪問を誘客するもの。その日の天気を見て、気分次第で当日の行動を決めるお客様の志向は、特に沖縄などのリゾート地でその傾向が顕著であり、その需要にたいして対応する仕組みを構築するのが狙いのひとつ。まずは本島から始め、今後は宮古・石垣なども含めて幅広いジャンルの商品コンテンツを揃え、内容の拡充を図っていく。
販売方法としては、沖縄滞在中のお客様から気軽にご連絡いただけるコールセンターRikkaおきなわコンタクトセンターを新設。さらにクーポン券引き換え等の時間・手間を省くため、お客様自身による現地払いの決済方式(現地支払い)を採用。沖縄のさまざまな観光素材を効率よく楽しんでもらえる、シンプルな販売の仕組みとしている。
申し込みは、コールセンターのほか那覇市内の提携販売店や免税店のDFS内デスクでも受付・販売を順次実施する。各箇所にて商品の販売のみならず、お客様の生の声を吸収、蓄積することもミッションとし、そのデータを今後の事業展開に役立てていく。
また、販売用パンフレットを約20万部程度作成し、ホテルやレンタカー営業所等でフリーペーパー形式で配布するほか、幅広く販売促進を実施予定。
今回は第一期販売として、本島内の商品コンテンツを対象に、販売期間を7月1日から10月31日までとし、旅行需要の集中する夏季を中心に試行的に販売し、その結果を踏まえて、今後のWEB販売等の拡大展開方を検討する。
なお、商品の内容イメージについては好評の石垣・宮古日帰りツアー(那覇空港発着)をはじめ、琉球料理や沖縄風居酒屋などの"食"、マリンスポーツやサンセットクルーズ、ゴルフ、エステ、那覇市内の街角ガイドツアー(下記)や伝統文化体験、観光ハイヤーやレンタカーなど、沖縄ならではの幅広いジャンルのコンテンツを揃えた。マーケティングとしての側面を持ちながらも、お客様に沖縄の魅力を存分に楽しんでいただける内容を揃えており、JTBのお客様はもちろん、沖縄に来られるすべてのお客様を対象に販売を広げていく。
《特色ある商品の一例》
◆名護漁港セリ市体験とホテルレストランでのおまかせ料理…朝、名護漁港でセリ市を見学した後、実際にセリに参加して、専属の仲買人を通じて好みの鮮魚を購入。それを名護市にあるカヌチャベイホテル&ヴィラズの和食レストランのホテルシェフにお好みの調理方法(刺身、煮付け、唐揚げ、塩焼きなど)で調理してもらう、カヌチャベイホテル&ヴィラズのオリジナル商品。一般客が入ることの出来ない漁港のセリに参加して、沖縄ならではの魚の数々について説明を受け、さらに実際にセリ落とした鮮魚をホテルシェフに調理してもらえるという、全国的にも珍しいグルメ体験ツアー。
◆那覇市街角観光案内ガイドツアー…那覇市が主催した「那覇市街角ガイド養成講座」を受講し「那覇市街角ガイド」に認定された地元の方々によるガイドツアー。その経歴は元・教員、公務員、サラリーマンなどさまざま。内容は、公設市場、壷屋、首里城、玉陵、識名園などを中心に、5種類のコースを予定。1名から参加可能で、地元の人でないと知らないエピソードも交えながら、通常の観光では味わえない那覇の裏町や史跡をゆっくりと散策をしてもらおうというユニークな取り組み。
*一般の方からの問い合わせ先
JTB沖縄事業開発部 TEL:098-860-7704