住友商事とフロントメディア、モバイル事業で資本・業務提携
住友商事とフロントメディア、資本業務提携を発表
~拡大するモバイルインターネット市場への積極的展開を加速~
ケータイ専門TV局を運営する株式会社フロントメディア(本社:東京都港区赤坂 代表取締役:市川茂浩 以下フロントメディア)は、モバイルメディア事業拡大のため、住友商事株式会社(本社:東京都中央区 取締役社長:岡 素之 以下住友商事)を主な割当先とする第三者割当増資を実施しました。住友商事はフロントメディアと、モバイル事業において資本業務提携を進めることで、同社の成長を支援することとなりました。
フロントメディアは、今回の資本業務提携に基づき、同社の運営するケータイ専門TV局「Qlick.TV(クリック ドット ティービー、通称:QTV)」を中心に、住友商事本体とグループ企業及びパートナー企業との協業を視野にいれ、新規広告商品の共同開発、共同番組制作、モバイルコマース、モバイルマーケティング、企業向けケータイホームページ制作、ケータイ映像配信プラットホームサービス、ケータイ広告配信システムの共同開発など、積極的にモバイル事業を展開します。
QTVの手がけるモバイル広告市場は「2011年に1,284億円となり2006年(390億円)の3.3倍程度に達する」(*1)と予想され、また 物販等を含めたモバイルコマース市場も、2005年度には4,074億円(*2)となるなど、モバイルインターネット市場は急拡大が続き、多くの企業が注目する市場となっています。こうした背景を踏まえ、住友商事では、かねてよりモバイル事業に対して、ベンチャー企業への投資等を通じ事業拡大を進めていましたが、今回100万人以上の会員を有するケータイ映像メディアNo.1の「QTV」を運営するフロントメディアへの出資を通じて、フロントメディアを住友商事グループのモバイル事業の戦略的アライアンスパートナーとして、モバイルインターネット市場での更なる事業拡大を図るものです。
*1 電通総研調べ http://dci.dentsu.co.jp/pdf/publication_070416.pdf
*2 MCF調べ http://www.mcf.to/press/images/2005_MobileContents_market_scale.pdf
【フロントメディア会社概要】
会社名 株式会社フロントメディア
設立年月日 2005年6月17日
代表 取締役社長 市川茂浩
資本金 6,000万円(2007年5月29日現在)
従業員数 20人
主な事業内容
・インターネット、携帯情報端末等を利用した広告業及び広告代理業
・インターネット、携帯情報端末等を利用した映像・音楽コンテンツのプロデュース
・映像・音楽・出版物の企画・制作・販売、および著作権の取得・管理
・映像・音楽・出版物の輸出入、および映像・音楽等のコンテンツへの投資業
・タレント、アーティストのマネジメント業務