アイレップなど、検索サイトでの画面上の目線の動きを測定した調査結果を発表
アイレップ SEM総合研究所とJMI、
Google、Yahoo!検索結果画面での視点データを収集したアイ・トラッキング調査を実施
【調査サマリー】
1.Yahoo!検索の視線移動は「I型」と「逆L型」の傾向あり
2.Google検索の視線移動は「L型」と「E型」の傾向あり
3.著名サイトの直下のサイトはクリック率が低い傾向あり
株式会社アイレップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高山雅行、証券コード:2132)サーチエンジンマーケティング総合研究所(以下SEM総合研究所)とジャパンマーケットインテリジェンス株式会社(代表取締役:アンドリュー・ティル、以下JMI)は消費者の検索エンジン利用実態についてWeb Eye手法(以下Web Eye)によるアイ・トラッキング調査を共同で実施いたしました。
【 Web Eye について 】
Web Eyeでは添付写真の様なアイ・トラッキング機器で、赤外線を対象者の目の網膜に照射し、その反射を利用して画面上の目線の動きを測定することができます。また、目線の動きを測定するだけでなく、イベントデータ(クリックの位置やタイミング)も収集できます。今回、アイレップ SEM総合研究所とJMIはこの技術を用いて検索中の視点データを収集し、検索エンジンをどのように利用しているのかを明らかにする調査を実施しました。
【 検索エンジン Web Eye共同調査の目的 】
検索連動型広告やSEOなどの検索エンジンマーケティングキャンペーンを最適化するための方法として、検索行動中の消費者の閲覧行動を反映した「最適化されたタイトルや説明文の作成」や「自然検索と検索連動型広告の同時表示の判断」や「同時表示時の順位の最適化」などが挙げられます。しかし今まで、消費者が検索エンジンとどのように対峙し、消費者は検索結果画面をどのように認識し、リストを閲覧し、クリックしているか等の検索行動を明らかにした研究を本格的に行った調査はありませんでした。
【 検索エンジン Web Eye共同調査の概要 】
Web Eyeを使いGoogleと Yahoo!検索( search.yahoo.co.jp )を利用中のユーザの視点データを収集・分析することで、検索結果画面における範囲毎の注視回数や視線フロー、クリックデータを明らかにしました。
本調査は2006年9月29日(金)から同年10月2日(月)にかけて東京・吉祥寺で無作為に選んだ被験者(合計76名:男性38名、女性38名)を対象に実施しました。詳細は添付資料の通りです。
*以下、詳細は添付資料をご参照ください。