三井物産と丸紅、LPG事業統合で合意
LPG事業の統合について
三井物産株式会社(代表取締役社長:槍田松瑩。以下、「三井物産」)、丸紅株式会社(代表取締役社長:勝俣宣夫。以下、「丸紅」)は、両社のLPG事業統合の基本合意書を締結しました。事業統合の時期は2008年4月頃を目標としています。
1.三井物産・丸紅のLPG事業統合検討の目的
クリーンエネルギーであるLPGを、お客様に安定的に且つ安全にお使い頂く為に、輸入元売から小売販売分野に至る全ての事業を統合し、よりきめ細やかなサービスの提供と、万全な保安体制による業務品質の向上を目指します。また、経営資源の再配分を通して、経営の効率化を図り、一貫した販売体制とそのスケールメリットを活かして、元売機能の強化、販売体制の最適化(物流コスト低減・保安強化等)により競争力を強化し、LPG業界におけるリーディングカンパニーを目指します。
2.三井物産・丸紅の事業統合内容・スケジュール
(1)統合形態・運営方針
2008年4月を目標に三井物産のLPG子会社である三井液化ガス株式会社(以下「三井液化」)と丸紅のLPG子会社である丸紅ガスエナジー株式会社(以下「丸紅ガス」)を合併若しくは営業譲渡の形式により統合(以下「統合元売会社」)すべく準備を進めます。
三井液化・丸紅ガスの販売子会社群も、2009年4月を目処に、一社に統合(以下「統合販売会社」)する予定です。これらの事業統合により、元売から小売まで一貫した販売戦略をとり、統合元売会社と統合販売会社と戦略を共有し、両社の一体運営を目指します。
統合元売会社の概要は以下の通りとなります。
[1]本店所在地:東京
[2]重点販売地域:北海道、東北、北陸・中部、関東、九州
[3]グループ企業従業員数:約1,260名
[4]グループ売上高:3,187億円(2007年3月期実績ベース)
統合元売会社グループの資産規模等の詳細は別紙の通りです。
尚、「代表者」「商号」「資本金」「出資比率」等は未定です。
(2)今後のスケジュール
2007年10月 最終契約の締結
2008年 4月頃 統合元売会社の発足(三井液化と丸紅ガスの統合)
2009年 4月頃 統合販売会社の発足(三井液化と丸紅ガスの販売子会社の統合)
以上