米クインタイルズ、スコットランドに臨床検査施設を建設
クインタイルズ、スコットランドに新施設を建設しビジネス拡大
スタッフ150名増員で臨床検査施設の規模も拡大
クインタイルズ・トランスナショナル・コーポレーション(本社:米国ノースカロライナ州、会長兼CEO:デニス・ギリングス)は、英国スコットランド、エジンバラ近郊にクインタイルズの臨床検査施設、臨床開発部門及びノバクエスト・グループの現地拠点となる新たな施設の建設計画を発表しました。クインタイルズは、さらに今後4年間で150名の雇用を予定しています。
約1万平方メートル規模(クインタイルズでは1.2万平方メートル程度への拡大も検討中)となる新たな施設が建築されるのは、現在のクインタイルズ臨床検査施設の所在地(ウエスト・ロシアン地方バースゲート)に程近いリビングストンです。現在の施設が約3千平方メートルなのに対し、新施設では約7千平方メートルが臨床検査施設のスペースとして利用される予定で、現在のバースゲートの施設で2千平方メートルを占める臨床開発部門及びノバクエストのユニットが新施設に移動することになります。この2つの施設をあわせたクインタイルズのスタッフは390人となります。
グローバル臨床検査施設部門のシニア・バイスプレジデント、トム・ウォルマン氏は、次のように述べています。「当社の臨床検査業務は、ヨーロッパにおいて、また世界的にも拡大を続けています。これは臨床試験実施施設との距離や厳格な品質管理を考慮してのことです。クインタイルズ・インドがムンバイの新施設によってサービスを拡大したように、英国とヨーロッパにおける我々の顧客サービスも、新たな施設開設によって更に向上するでしょう。我々は今後も世界的に臨床検査施設のネットワークの拡大を目指していきます。」
新施設の建つリビングストンのアルバ・キャンパス・ビジネス・パークは、エジンバラの中心地から24kmほどの所に位置し、米国ノースカロライナ州シャルロットの総合不動産開発会社キース・コーポレーションによって開発・建設が行われ、クインタイルズはここで15年間のリース契約を結ぶ計画です。またこの施設建設への1,300万USドルの投資に対し、スコットランド当局よりクインタイルズに地域選抜助成金240万USドルが交付されます。同時にクインタイルズは、この助成金を受けるにあたり、今後4年間で150名を雇用する条件に同意しています。
「我々のプロジェクトに対するウエスト・ロシアンとスコットランド当局及びスコットランド開発公社のサポートに感謝しています。このようなサポート、とりわけ助成金交付は、リビングストンでのビジネス拡大を決定する上で大変重要でした。」とクインタイルズ臨床検査施設ヨーロッパ部門のジェネラル・マネジャーであるグラハム・マレー氏は述べています。
米クインタイルズ
クインタイルズ・トランスナショナル・コーポレーションは、医薬品開発、ファイナンシャル・パートナリング、ヘルスケア及びバイオテクノロジー製品の販売の分野に関し、専門的で幅広いサービスを提供することで次世代のヘルスケア産業の向上に貢献する企業です。
世界50カ国の拠点に約18,000人のスタッフを擁し、業界のスタンダードとなる顧客中心のソリューション提供を目指しています。
詳細はウェブサイトをご覧下さい。
www.quintiles.com
クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社
クインタイルズ・グループの日本法人であり、CRO(臨床開発事業本部)、CSO(イノベックス事業本部)、教育研修業務(アカデミー事業部)、NovaQuestをはじめ、戦略的マーケティング情報の提供サービス、コンサルティングなどのトータルなソリューションを提供する医薬品業務受託機関(CPO)として日本最大の企業です。
詳細は、日本語ウェブサイトをご参照ください。 www.quintiles.co.jp