シャープ、業界最小のワンセグ放送受信用チューナモジュールを発売
業界最小(※1)サイズと業界最少(※1)消費電力を実現
地上デジタル1セグメント(※2)放送受信用
チューナモジュールを開発、発売
シャープは、業界最小のパッケージサイズと業界最少の消費電力を実現し、さらに高速受信性能を高めた地上デジタル1セグメント放送受信用チューナモジュール<VA3A5JZ912>を開発、発売します。
2006年4月より開始された地上デジタル1セグメント放送「ワンセグ放送」は、昨年12月全都道府県・県庁所在地での受信が可能となり、「ワンセグ放送」対応の携帯電話の国内出荷は、この夏にも累計1千万台を超える見通しです。
また、「ワンセグ放送」対応の携帯電話では、手のひらにおさまるコンパクトなデザインと、長時間使用が強く求められています。
当製品は、こうしたニーズに対応すべく、高密度実装技術を駆使することにより、従来比(※3)約45%減となる業界最小のパッケージ(7.3×7.3×1.25mm)化に成功しました。また、独自の低消費電流制御機能を搭載したチューナICとOFDM(※4)復調ICのチップセットを開発し、業界最少の消費電力(85mW(※5))を実現しました。
シャープは、今後ともモバイル機器の一層の小型化と低消費電力化に貢献するキーデバイスの開発を拡充、強化してまいります。
品名
地上デジタル1セグメント放送受信用
チューナモジュール
形名
VA3A5JZ912
サンプル価格(税込み)
10,000円
サンプル時期
2007年7月2日
量産時期
2007年9月30日
生産能力
1,000,000台(月産)
■ 主な特長
1.業界最小のパッケージサイズ(7.3×7.3×1.25mm)を実現
2.業界最少の消費電力(85mW)を実現
3.高速受信性能を2倍に向上
※1 2007年6月12日現在。当社調べ。
※2 国内地上デジタル放送では、各チャンネルが13のセグメントと呼ばれるものに分割されており、そのうちモバイル向けには1セグメントだけが利用される。
※3 当社従来機種:VA35JZ9910。比較は体積比。
※4 OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing):地上デジタル放送で利用されているデジタル変調方式。
※5 低消費電流モード時の平均消費電力値。
* 詳細は関連資料を参照して下さい。
【お問い合わせ先】
電子部品事業本部 高周波デバイス事業部 企画部 (06) 6625-3162