アムスライフサイエンス、本草製薬と中国製薬メーカーが健康食品などの開発・生産で提携
子会社の本草製薬株式会社と中国大手製薬メーカーの
江蘇康縁薬業有限公司との提携合意に関するお知らせ
当社100%子会社本草製薬株式会社と中国に上場している中国大手製薬メーカーの江蘇康縁薬業有限公司(上海証券取引所Stock Code;600557)は、健康食品・医薬品の開発、生産及び販売について提携することを、本日合意いたしました。
本件の発表により、新たに平成19年8月期の業績への重要な影響が発生するものではありません。
記
1.提携合意に至った背景
当社の子会社が営業譲受した本草製薬株式会社は、天保2年創業し170年余歴史のある製販一体漢方製剤メーカーです。同社は日本の医薬品流通状態の改良に力をいれており、末端ユーザーのニーズにいち早く対応できるよう自社の製販組織の再構築に努めています。そのため一部の製品の生産は海外に委受託する必要が出て来ており、特に主力製品である漢方製剤については、必然安定した海外生産基地を確保したいとの思いがありました。
一方、江蘇康縁薬業有限公司は中国大手製薬メーカーのひとつであり、現在中国最大・最新鋭の設備を備えた生薬抽出工程及び漢方総合製剤ライン(敷地面積85,000m2(東京ドーム1.8個分))を持ち、生薬の抽出、製剤化のための豊富な技術・経験があります。同社のコストパフォーマンスと高い生産能力は本草製薬株式会社の需要にぴったり合っています。また、江蘇康縁薬業有限公司の薬学研究開発センターは中国漢方薬技術開発の中心にもなっており、江蘇省の大学院生の養成センターにもなっています。同社は、漢方薬の研究開発及び臨床試験について豊富なデータを貯積しており、本草製薬株式会社との共同開発の面でも大きな可能性が期待されます。
2.提携合意内容
・健康食品の開発、生産及び販売協力
健康食品を共同開発し、日本及び中国のマーケットでの共同販売を目的としております。
・医薬品の開発、生産及び販売協力
本草製薬株式会社の製造・販売する医薬品の一部は、江蘇康縁薬業股■有限公司にその製造を委託する。
・日本市場における新製品の共同開発
新製品の開発のための共同研究及び臨床試験データなどの共有化を目的としております。
※■印は人偏に「分」の文字です。
※参考画像は添付資料を参照
以 上