SUS、インドでFA向けアルミ製機器製品などの販売を開始
インドでFA向けアルミ製機器製品の販売開始
~成長著しいインド市場で“環境配慮型”のアルミ部材普及を目指す~
FA(ファクトリーオートメーション)向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 URL:http://www.sus.co.jp)はこのほど、インド国内の販売代理店2社と契約し、インドでのFA向けアルミ製機器製品などの販売を開始いたします。
インドはBRICsの一角として急速に経済発展を遂げている国で、政府の開放政策により今後、経済大国に成長することが予想されます。日本国内でもすでに大手自動車メーカーや化学、電機、機械メーカーなどが進出をしており、数年のうちに多くの工場が建設されることが決まっています。また近年、日本国内の生産工場においては大手自動車メーカーなどで、環境保護やCSRの意識の高まりを背景にFA部材を環境に配慮したアルミ製に換える動きが進みつつあります。当社では、こうしたインド市場への国内企業の本格参入の増加と、「環境配慮型」部材であるアルミへのニーズの高まりを受け、伸展が期待されるインドへの進出を決定いたしました。
インドでの販売にあたっては、ヴァシュンダラ・マニュファクチャリング社(本社:バンガロール市、以下「ヴァシュンダラ」)とVSASオートメーション社(本社:プネー市、以下「VSAS」)の2社と代理店契約を交わしました。当面は両社を通じてインド国内の輸送機器メーカーや日本のメーカー向けに、インドで需要が高い単軸ロボット※の販売をベースとした市場開拓を進めるほか、3Rに優れたアルミ押出材を使ったユニットシステムやアルミ家具・建築などについても提案していく予定です。また、将来的には流通の効率化を図るため、タイにある当社の生産工場からの生産・供給も検討していきます。なお、インドでの初年度の売上げは5000万円を目標としています。
※単軸ロボット=SUSの関連会社であるIAI株式会社(静岡県静岡市)が作る直線運動のみの産業ロボット。同社は、国内外への単軸ロボットの販売台数、売上高で国内トップ。なお、SUSは同社製品のアジア・中東での販売権を持っている。
■販売代理店概要
1.ヴァシュンダラ・マニュファクチャリング社(ヴァシュンダラ)
ヴァシュンダラは、インドのシリコンバレーと呼ばれる国内外のIT関連企業が集まる南インドのバンガロール市に本社を置く、FAシステムの開発を主体とした企業。情報システムの分野に強く、多くの取引先を持つ。インドのチェンナイと中東のUAEにも支店があり、年商は約9億円。ISO9000を取得済。
2.VSASオートメーション社(VSAS)
VSASは、マハラシュトラ州のプネー市に本社を置くFAシステムの開発企業。同社の社長はインドの二輪車・三輪車メーカー、BAJAJ社(バジャイ・オート)の元管理職で、現在もBAJAJ社との緊密な関係を維持している。
<SUS(エスユウエス)株式会社 概要>
【 本 社 】 静岡県静岡市清水区尾羽105-1 TEL:054-361-0061 / FAX:054-361-0117
【事業内容】 FA(ファクトリーオートメーション)向け機械装置及びユニット機器製品の設計開発・製造・販売。
アルミ製住宅及び建築用アルミ構造材の設計開発、製造販売。アルミ製オーダーメイド家具及びアルミ建材の製造販売。