ビットアイル、CSKホールディングスと資本・業務提携
株式会社CSKホールディングスとの資本・業務提携のお知らせ
当社は、平成19年6月18日開催の取締役会において、株式会社CSKホールディングスを持株会社とするCSKグループと資本・業務提携を行うこと、及び当社から株式会社CSKホールディングスに対する第三者割当による新株式発行を実施することを決議いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.資本提携及び業務提携の背景/目的
当社は、2000年6月の設立以来、企業のITニーズをワンストップで引き受けると共にそれらのニーズに対し、企業において利用しやすい「月額課金」というサービス形態で提供することを目指し、インターネットビジネスのインフラとなるiDCサービスから、その周辺サービスである運用サービス、機器のレンタル等を含むマネージドサービス、及びASP化の支援やインテグレーションサービスを含むソリューションサービスの3つを柱とする「総合ITアウトソーシング」事業を推進してまいりました。
その結果、今期売上は前期比約5割増の5,376百万円を計画しており、着実にサービスレベル及びサービス範囲の拡大を図っております。今後の成長戦略としては、主要サービスであるiDCサービスを更に拡大していくことに加えて、iDCサービスの周辺サービスも強化してまいります。従来はインフラ面でのサービス提供が中心であったのに対し、今後は顧客企業に対し高付加価値で幅広いサービスをこれまで以上に積極的に提供していくことを計画しております。
一方、昨今ではJ-SOX法への対応ニーズやソフトウェアをインターネット経由でサービスとして提供するSaaS(Software as a Service)など業務アプリケーションに対するニーズが強くなってきています。
このような背景の下、当社が、自社データセンターの構築、運営ノウハウを活かしつつ、幅広く顧客接点を持ち、システムインテグレーションやITアウトソーシングサービスに高い実績と強みを持つCSKグループと提携することにより、顧客企業へのサービスラインアップを強化し、従来に増して顧客ニーズにマッチした満足度の高いデータセンター及び関連サービスを提供することで中堅・中小規模の企業を積極的に開拓し、当社の顧客基盤の拡大を図ってまいります。
2.業務提携の骨子
当社は、これまで中堅・中小規模の企業に対し幅広く販売・マーケティング戦略を推進してきました。想定される顧客層がiDCサービスの利用ニーズがある企業という特性上、顧客企業にIT系の企業の比率が高くなっておりました。一方、今回の提携により当社がこれまで積極的に開拓してこなかったIT系以外の一般事業会社に対し、CSKグループと共同で事業展開を行うことにより、それらの企業に対し当社のiDCサービスを販売することが可能になると期待しております。
今回の提携を機に、CSKグループのITサービスのノウハウを吸収し、当社のサービスラインアップを強化するとともに、IT系企業から一般事業会社まで、また中堅・中小規模の企業から大企業までを対象とした「総合ITアウトソーシング」事業を積極的に拡大してまいります。
以下、資本提携の目的及び内容などは添付資料をご参照ください。