三菱電機、フルハイビジョンで静粛性に優れたホームシアタープロジェクターを発売
業界初、50万円以下のクラスでフルハイビジョン。19dBの静粛性も実現
三菱ホームシアタープロジェクター発売のお知らせ
三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、フルハイビジョン(フルHD)のホームシアタープロジェクターの新製品を10月12日から発売します。実勢価格は50万円(税込)以下を想定しています。
50万円以下と廉価なホームシアタープロジェクターながら、業界初※1のフルHD(解像度1920×1080ドット)対応機で、ファンノイズの低減により業界最高の19dBの静粛性※2も実現しました。
※1:2006年8月21日現在、当社調べ
※2:ファン付きプロジェクターのランプ低モード時において、2006年8月21日現在、当社調べ
【 発売の概要 】
製品名:三菱ホームシアター プロジェクター
形 名:LVP-HC5000
解像度:フルハイビション 1920×1080ドット
希望小売価格(税込):オープン
発売日:10月12日
月産台数:1000台
【 発売の狙い 】
ホームシアター市場は、昨年比約130%(当社予測)の伸長が見込まれ、地上デジタル放送やBSデジタル放送でハイビジョン映画が充実してきたことにより、100形を越える大画面を家庭で実現できるプロジェクターが注目されています。デジタルハイビジョン放送だけでなく、HD-DVDやブルーレイディスクなどのパッケージメディアも忠実に再現するフルHDプロジェクターは、大画面であるほど真価を発揮するため、大画面ファンからの需要が多く見込まれます。
そこで当社は、ホームシアター用プロジェクターの最高峰として、業界に先駆けて採用した新世代液晶パネルC2FINETMと新光学エンジンを搭載し、独自のファンノイズ低減で19dBの静粛性を実現しつつも廉価なフルHDホームシアタープロジェクターを発売します。
【 新製品の特長 】
1.新世代液晶C2FINETMの搭載により、高コントラストのフルハイビジョン(1920×1080ドット)を実現
新世代液晶パネルC2FINETMはフルHD1920×1080ドットの解像度を有し、新光学エンジンと相まってリアルなハイビジョン映像を再現します。C2FINETMは無機配向膜を用い、無電圧時に液晶分子が垂直に配向する方式(ノーマリーブラック)のため光が漏れにくく、美しい黒の表現と高コントラストを実現しています。
2.フルハイビジョン対応レンズ搭載の新光学エンジンを開発、解像度と設置性を大幅に改善
フルHDの解像度を忠実に再現するため、ガラスレンズに比べて高価で高性能なED(超低分散)レンズ3枚を含む14群17枚のレンズで構成した新光学エンジンを搭載し、色ずれを起こす色収差と周辺フォーカスを大幅に改善しています。また、100形時の短投写距離は3.1mを実現しており、1.6倍電動ズーム/フォーカスに加えて、調整設置に便利な上下左右レンズシフトも電動としたことで、設置性を改善し、使い勝手を向上しています。
3.業界初、19dBの低ファンノイズを実現
低騒音ファンと冷却構造の見直しにより、ファンノイズを低減し、業界初の20dBを切る19dBの静粛性を実現しています。ファンノイズに煩わされることなく、フルHDの映画映像などをお楽しみいただけます。
4.画像処理回路に新世代フル10ビットReon-VX採用で、高品位な映像を再現
ハイビジョンソースは1080iのインターレース信号がほとんどですが、液晶プロジェクターの場合1080pのプレグレッシブ信号に変換して出力しますので、このIP変換によって画質は大きく変化します。本製品は、IP変換やノイズリダクションなどを行う画像処理回路に、新世代10ビットの最新チップReon-VX※3を採用したことで、高品位な映像を再現できます。また、DVD再生では、画素変換処理に高精度フィルターを搭載し、Reon-VX内の HQV※4ノイズリダクションとの組み合わせにより、映像の輪郭に発生しやすいモスキートノイズなどの低減を図っています。
※3:ハイエンドAV機器に搭載され専門家の間では定評のある米国Silicon Optix社製の最新チップ
※4:Hollywood Quality Video
*製品の仕様などは、添付資料をご参照ください。
【 お客様からのお問い合わせ先 】
三菱電機お客さま相談センター
フリーダイヤル 0120-139-365