沖電気、ちば興銀コンピュータソフトに「SS9100 Type M」を納入
ちば興銀コンピュータソフトに「SS9100 Type M」を納入
ソフトフォンの活用により業務効率化を実現
沖電気工業株式会社(代表取締役社長:篠塚勝正 以下、沖電気)は、ちば興銀コンピュータソフト株式会社(代表取締役社長:石田康明、本社:千葉市美浜区、以下、CKCS)にIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE(R) Server SS9100 Type M(以下 「SS9100 Type M」)」をベースとしたIP電話システムを納入しました。
CKCSは、千葉興業銀行グループの一社としてコンピュータシステムの開発・販売・保守管理業務を行なっており、近年、通信コストの削減と業務効率化を目的にIP電話システム導入の検討していました。沖電気では同社に対し、「SS9100 Type M」を中心としたIP電話システムを提案しました。CKCSによる検討の結果、「SS9100 Type M」によるIP電話システムは、「Com@WILL(R)ソフトフォン」によって音声だけでなくテキストや映像などを加えた高度なコミュニケーションが実現できること、また固定式のIP電話機も併用できること、さらに、将来へ向けた高い拡張性を持っていることが評価され、今回の受注に至りました。
「SS9100 Type M」は内線端末数500台未満の事業所を対象として開発されたIPテレフォニーサーバです。従来のIPテレフォニーサーバに比べて軽量・コンパクトな設計となっており、騒音や消費電力についても削減しています。また固定式IP電話機「MKT-IP30DK」は、沖電気の高品位音質である「eおと(R)」やIEEE802.3af準拠標準給電方式を搭載し、フレキシブルキーを最大30個まで設定可能です。
CKCSでは「SS9100 Type M」を本社屋に設置し、オフィスに「Com@WILLソフトフォン」を40台、「MKT-IP30DK」を50台導入しています。ソフトフォンについては、GUIを用いた操作によって電話帳機能や履歴機能を利用でき、従来の電話機では不可能だった効率的なコミュニケーションを実現しています。またソフトフォンをノートPCにインストールすることで、LANケーブルがある場所であれば、どこでも同じ操作で利用できることも評価されています。
CKCSでは今後、千葉興業銀行の営業店で使用されているビジネスホンの設備更新に向け、自営IPセントレックスの導入を中心に検討が進められており、千葉興業銀行との連携を深めながらIP電話システムを拡大していく予定です。
沖電気は、今回のCKCSへの導入実績をふまえ、今後ワークスタイルの変革と生産性向上を求める金融機関に対して、「SS9100」を用いたIP電話ソリューションの販売活動を積極的に展開していく予定です。
【 販売計画 】
販売目標:3年間に50金融機関向け
【 ちば興業コンピュータソフト株式会社 IP電話システム 構成図 】
添付資料をご参照ください。
【 システムの主な特長 】
1.コンパクトなIPテレフォニーサーバによるIP電話システムの構築
「SS9100 Type M」の採用により、端末数90台規模でのIP電話システムを構築しています。設置面積の少ないコンパクトな設計のため、従来の交換機に比べ設備としての負担を軽減できます。
2.「Com@WILLソフトフォン」の採用
電話による音声に限ることなく、テキストや映像といった通信手段を利用することによって、業務形態、状況に応じた最適なコミュニケーションを選択することができ、生産性の向上が実現されます。
3.「MKT-IP30DK」の採用
高品位な音質「eおと」に対応したIP電話機により、聞き間違いのないコミュニケーションが実現できます。また30個設けたフレキシブルキーにより、ワンタッチでの発信が可能になっています。
・CONVERGENCE、Com@WILL、eおとは沖電気工業株式会社の登録商標です。
・その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
【 関連リンク 】
SS9100:http://www.oki.com/jp/IPtel/product/ss9100/
eおと:http://www.oki.com/jp/IPtel/product/e-oto/
【 本件に関するお客様からのお問合せ先 】
金融ソリューションカンパニー 企画室
電話:03-3454-2111
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