2007'02.13.Tue
東洋紡、インドネシアの繊維関係会社の事業を休止
インドネシアの繊維関係会社の事業休止について
当社は、インドネシアの繊維関係会社P. T. UNILON TEXTILE INDUSTRIES (以下UTI、概要は別紙参照)の事業休止を決定し、本日、現地にてUTIの操業停止と全従業員への解雇通知を行いましたので、お知らせいたします。
記
これまでの経緯
UTIは、1970年に当社、伊藤忠商事およびインドネシア現地パ-トナーの合弁事業として設立いたしました。
設立当初はインドネシア国内向けにポリエステル綿混織物を製造販売し、80年代には輸出比率を高め、現在は日本、欧米諸国向けにほぼ100%の輸出販売をしています。
設立以来業績は順調に推移してきましたが、近年は輸出市場における中国の台頭により、価格競争が激化しました。また、1997年のアジア通貨危機を契機にインドネシア国内の労務費が著しく上昇し、ここ数年はエネルギーコストも急騰を続け、厳しい環境の下で業績も悪化していました。
インドネシア国内のコスト上昇は今後も続くと予想され、定番品織物中心のUTIの業績好転は見込めそうになく、事業休止を決断するに至りました。
※「UTIの概要について」は添付資料を参照
以上
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