チューハイ類へのオープン価格制度および新自主ガイドライン導入について
キリンビール株式会社(社長 加藤壹康)は、2007年1月1日からチューハイ類において、オープン価格制度および新自主ガイドラインを導入し、ビール・発泡酒・新ジャンル市場で取り組んできた「価格から価値へ」の転換を、チューハイ市場でも進めていきます。
当社は、公正な取引環境づくりを目指して2002年6月に表明した「公正取引遵守宣言」を契機に、ビール・発泡酒の合理的な取引基準を設定した「自主ガイドライン」を2002年9月に定め、その遵守と実行を徹底してきました。さらに2005年1月1日からは、ビール・発泡酒・新ジャンル*1にオープン価格制度を導入し、三段階建値制*2の廃止と「コストオン」に基づく取り引きを推進することで、業界全体における公正な取引環境の整備に取り組むとともに、付加価値を持った商品やサービスをお客様に提案する「価値営業」を推進してきました。
今回、チューハイ類へもオープン価格制度および新自主ガイドラインを導入することで、公正な取引環境づくりをさらに推進し、お客様にもこれまで以上に様々な価値を持つ商品やサービスを提案していきます。同時に、未成年者飲酒の一因とされるチューハイの過度な低価格販売対策も検討することで、これまで継続してきた未成年者飲酒防止策を強化します。
*1 新ジャンルは2005年4月6日の「キリン のどごし〈生〉」発売時よりオープン価格導入。
*2 メーカーがメーカー出荷価格、希望卸売価格、希望小売価格を参考として提示する価格制度。
当社では、ビール・発泡酒・新ジャンル商品を中心に、チューハイなどのRTDカテゴリーや洋酒・ワイン・焼酎など加えた総合酒類事業を積極展開し、多様化するお客様のニーズに応える魅力的な提案を実施しています。「うれしいを、つぎつぎと。」というコーポレートスローガンを掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案する企業グループとして、今後も積極的な提案を続けていきます。
記
1.対象商品
・「キリンチューハイ 氷結」スタンダードシリーズ
・「キリンチューハイ 氷結」糖質オフシリーズ
・「キリンチューハイ 氷結」プレミアムフルーツシリーズ
・「キリン お茶のチューハイ」
・「杏露酒 あんずソーダ」「(※参考画像参照) さんざしソーダ」
・「樽詰めサワー」「樽詰めレモンハイ」
2.導入時期
2007年1月1日(月)
以上
