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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'03.13.Thu
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2007'02.14.Wed

マランツ、大幅なブラッシュアップを施したモノラルパワーアンプ「MA-9S2」を発売

MA-9S2
モノラルパワーアンプ
カラー:ゴールド
希望小売価格:735,000円(税抜価格700,000円)
発売時期:2006年10月


 MA-9S2はMA-9S1の開発時のテーマを継承しつつ発展させ、最新のスピーカーテクノロジーの集大成であるB&W 800Dのパフォーマンスを存分に引き出すために、マランツが用意した究極のパワーアンプです。MA-9S1開発時の瞬時供給電力を重視したコンセプトやモノラルアンプならではのレイアウトなどは継承しつつ、大幅なブラッシュアップを施しました。


◆2ステージコンストラクション
 スピーカーからの逆起電力による影響が感度の高い初段に及ばないよう、電圧増増幅部23dBと電力増幅部6dBのゲインをもつ2ステージ構成としています。


◆全段電流帰還型ボルテージアンプ
 MA-9S1ではアンプ回路の安定した動作を追及し、入力直後のボルテージアンプ部は初段にアジャスタブルHDAMを、V/I変換と出力バッファーにHDAM-SAという構成でした。今回のMA-9S2では、この4年間に得られたノウハウを生かしボルテージアンプ部を一新。遂に全ステージHDAM-SAを使用した電流帰還化を実現しました。この改良によりさらなる高S/N化を実現しています。


◆瞬時電流供給能力を重視した電流帰還型パワーバッファーアンプブロック
 強力な磁気回路や損失の少ないネットワークパーツを持った現代の最新鋭スピーカーを十分に駆動するには、単にカタログの定格出力値が高いだけでは不十分です。またあらゆる入力信号に鋭敏に反応しスピーカーを十分ドライブするには、瞬時に大電流を供給する能力が必要です。MA-9S2では、電流リミッターを廃止したほか、パワートランジスターのエミッター抵抗値の極小化(0.1Ω)、極太内部配線材の採用、信号経路を最短化した内部レイアウトなどにより約150A(0.1Ω負荷、1kHzサイン波1波)という巨大な瞬時電流供給能力を実現しています。


◆HDAM-SA
 従来のマランツオリジナル高速電圧増幅モジュール“HDAM”は、増幅アンプやバッファーアンプにも使用できる汎用性がある反面、電流帰還に特化したアンプモジュールとは言えませんでした。そこでHDAMをさらに進化、電流帰還アンプのために特化させ、最適化した“HDAM SA”を新たに開発。高速バッファーアンプとしてだけではなくI/V変換モジュールとしても使用可能で、マランツ電流帰還アンプの要となるパーツとなっています。一般のオペアンプでは実現出来ないハイスルーレートを実現したこのHDAM-SAを、SC-7S2ではボルテージアンプ部に合計6個使用しています。


◆フルバランス信号処理
 SC-7S2と同様、アンプ回路は安定したフルバランス構成としました。入力から出力まで、バランス信号のホットとコールドが、同条件で平行配線されています。入力信号を最短の距離で伝送するため、パワーブロックは左右に横断する形で配置しました。入力端子から最短でボルテージアンプに入力された信号はパワーバッファーアンプで電力増幅された後、ダイレクトにスピーカー端子に出力されます。


◆新開発2段コアトロイダルトランス
 MA-9S2では音質的に最も理想的なトロイダル型を引き続き採用しつつ、新たな検討を加えたトランスを新開発しました。どんな環境でもうなり音が発生しにくいよう、この新開発トランスでは中心部にあるドーナツ状のコア材を上下に2段重ねとし、その周囲を遮音プレートで覆った上に線が巻かれています。さらに、周囲には水平方向の磁束漏れを抑える珪素鋼板によるコアリングをはめ込んだ上で、垂直方向の磁束漏れを抑える効果のあるアルミケースに封入。低振動かつ低漏洩磁束化を実現したこのトランスは、さらなる高音質の実現、特にS/N感の向上に大きく貢献しています。


◆チョークインプット電源回路
 電源の品質が音質に与える影響を重要視し、ボルテージアンプ部とパワーバッファー前段部の電源回路にはSC-7S2同様に、チョークインプット方式の高性能電源平滑回路を採用しました。整流ダイオードと平滑コンデンサの間にチョークコイルを挿入するチョークインプット方式は、一般的なコンデンサーインプット方式に比べリップル成分が極めて少なく波形はほぼ正弦波となっており、音質的に有害な高調波成分を排除。S/N感の高いサウンドに貢献しています。


◆大容量メインブロックケミコン
 トランスと共に重要なパーツである電源部のブロックケミコンは、超低音域の駆動力アップとゆとり感の向上を狙い、22,000μFから33,000μFに大容量化しました。最高級の品質であるのは当然として、その中からヒアリングテストを繰り返し、スピード感を重視して選び抜いたものを搭載しています。


◆高精度パワーメーター装備
 パワーメーターをフロントパネルの中心、マランツの往年の名機である#9をイメージさせるリングオーナメント内にレイアウトしました。非常に高精度な検出性能を持ち、-40~0dBまで10dBステップの見やすい等間隔目盛りと併せ、スピーカーやアンプ自身のレッドゾーンの目安を視覚的に把握することが可能です。
 またこのメーターはブルーLEDにより美しくライトアップされ、デザイン面でもアクセントとなっています。メーターと照明は、フロントパネルにあるオフスイッチにて切ることも可能です。


◆3系統入力端子、WBT製スピーカー出力端子搭載
 入力端子はバランス1系統、アンバランス2系統の合計3系統を装備。フロントパネルのつまみにて簡単に切り換えることができます。SC-7S2以外と組み合わせる場合でも、入力アッテネーターにより適切な入力レベルに設定できます。また、スピーカー端子には高品位なドイツWBT社製のスピーカーターミナルを2系統装備していますので、バイワイヤリング接続も容易に実現することができます。

*以下、詳細はオリジナルリリースをご参照ください。

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