ユポ・コーポレーション、「合成紙ユポ」の全グレードを値上げ
合成紙ユポ(R)の価格改定について
株式会社ユポ・コーポレーション(本社:千代田区神田駿河台、社長:高野 茂)は、2006年10月1日出荷分より、合成紙ユポ(R)全グレードを+10~15%価格改定することを決定しました。
ここ数年来の急激な原油価格の上昇及びナフサの価格高騰により、合成紙ユポ(R)の主原料であるポリプロピレン樹脂もここ4年の間に、度重なり大幅な価格改定が実施されてきています。加えて、合成紙ユポ(R)の生産に必要な電力・蒸気などの用役費、物流のコストも、原燃料価格の高騰により予想を上回る大幅な上昇が続いており、当社の収益性は年々悪化して非常に厳しい状況に陥っています。
当社ではこのように極めて厳しい環境のもと、社員一同一丸となって生産・物流の合理化などによるコストダウンを図るなど、収益性の改善に向けてあらゆる努力を続けていますが、現在の原料価格の高騰および用役費などのコストアップは、これらの自助努力によるコスト吸収の範囲をはるかに超えたレベルになっています。
このような状況の下で、今後とも皆さまに合成紙ユポ(R)の安定供給を継続する責務を果たすためにも、今回コストアップの一部を製品価格に転嫁せざるを得ないと判断したものです。
【 合成紙ユポ(R)について 】
(株)ユポ・コーポレーションが製造販売する合成紙ユポ(R)はポリプロピレン樹脂を主原料にした、耐水性に優れ、引っ張り、折り曲げ、衝撃などに強い合成紙です。
破れにくく、均一のなめらかさを持ち、耐薬品性に優れているなどの特性を持っており、印刷・出版をはじめ、工業用途などの幅広い用途に使用されています。
燃焼時には有害ガス等が発生せず、エネルギーなどの各種リサイクル資源として再利用ができる環境に優しい合成紙です。
詳しくは(http://japan.yupo.com/)をご参照ください。
以 上