積水化成品、発泡ポリスチレンシートでエコリーフ環境ラベルを取得
エコリーフ環境ラベルの取得について
このたび、積水化成品工業株式会社は、発泡ポリスチレンシート(製品名:エスレンシート)で、エコリーフ環境ラベルを取得しました。
2006年8月21日現在、社団法人産業環境管理協会が認定したエコリーフ環境ラベル取得会社数は42社で、発泡ポリスチレンシートなど素材での取得は当社を含め2社だけです。
『エコリーフ環境ラベル詳細』・・・積水化成品工業(株)
■エコリーフ環境ラベル取得製品 発泡ポリスチレンシート
■エコリーフ環境ラベル登録日 2006年8月21日
■エコリーフ環境ラベル登録番号 No.BV-06-002
『エコリーフ環境ラベルについて』
エコリーフ環境ラベルとは、地球温暖化問題への国内対策として、1998年環境調和型経済社会における環境ラベルのあり方を検討した結論として開発され、2002年4月に本格運用を開始した日本生まれの新しい環境ラベルです。
また、LCA手法を用いて製品の全ライフサイクルステージにわたる環境情報を定量的に開示することを目的としています。
※LCAとは:
ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment、略して※LCA)は製品・サービスの資源の採取から製造・組立、物流、使用および廃棄・リサイクルに至るライフサイクルステージを通しての環境側面と潜在的環境影響を規定した方法に従って分析、評価することです。
1.エコリーフの概要
(1) エコリーフ環境ラベルは資源採取から製造、物流、使用、廃棄、リサイクルまでの製品の全ライフサイクルステージにわたるLCAによる定量的な環境情報を開示します。
Q.製品の全ライフサイクルステージにわたる環境情報の開示がなぜ求められるのか?
A.「環境配慮型製品」、「環境にやさしい」といわれる製品を多くみかけるようになりました。
本当に「環境にやさしい製品」は製品の全ライフサイクルステージにわたる環境影響が改善されているかを評価することではじめて分かります。
製品の全ライフサイクルステージの環境影響を評価する一手法としてLCAが最近盛んに用いられるようになっています。
(2) エコリーフ環境ラベルは、環境調和型社会を実現するため、事業者と消費者の良好なコミュニケーションを促進させます。
2.エコリーフ取得後の活用
(1)自社の積極的な環境経営についての企業イメージ広告に活用できます。
(2)販売部門はエコリーフ取得を商品の差別化に利用して、販売活動に活用できます。
3.エコリーフの構成・・・別紙参照願います。
・製品環境情報(PEAD)
・製品環境情報開示シート(PEIDS)
・製品データシート(PDS)
4.エコリーフの公開
(1) エコリーフ環境ラベルはインターネットなどを通じて積極的に情報公開し、事業者の環境調和型経営を支援します。
*社団法人産業環境管理協会
エコリーフ事業センター URL: http://www.jemai.or.jp/ecoleaf/company.cfm
(2) ラベル登録事業者は自社のホームページ、製品貼付、製品カタログなどを通じてエコリーフ環境ラベルを公開することができます。
5.今後の展開
当社の他の製品につきましても、エコリーフ環境ラベルの取得を促進し、より以上に顧客の信頼を得るよう推進してまいります。
以 上