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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'03.12.Wed
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2007'02.15.Thu

アセロス、ネットワーク・プロセッサ製品群「AR7100」などを発売

次世代無線LAN向け、アセロス初のネットワーク・プロセッサと
コストパフォーマンスを重視した「XSPAN」ソリューションを発表

「IEEE802.11n」草案対応の高性能無線LAN機器をより手頃な価格に


 アセロス・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長、鎌田 純一、以下、アセロス)は本日、次世代無線LAN規格「IEEE802.11n(以下11n)」向けで、同社初のネットワーク・プロセッサ製品群「AR7100」計2種と、アセロスの11n向けのソリューション「XSPAN」を拡充する無線LANチップセット製品群「AR5008V」計4種を発表しました。

 現在IEEEで標準化が進められている11nでは、既存の物理速度(54Mbps)の約11倍の物理速度(最大600Mbps)がサポートされる予定ですが、これに対応するには、無線LANルータおよびアクセスポイント(AP)側に高性能かつ高価なプロセッサを使用する必要があります。AR7100は、汎用のネットワーク・プロセッサとは異なり、11n対応機器向けに性能、機能および価格を最適化したネットワーク・プロセッサです。さらに、11nで拡がる各種アプリケーションのインターフェースを統合しています。

 一方AR5008Vは、市場での普及を目指し、コストパフォーマンスを重視する11n(草案)対応機器向けの無線LANチップセットです。ワンチップに送受信機を2つ搭載するRFチップと、ベースバンドとMACを1つに組み合わせたチップの2チップ構成で提供されます。

 ネットワーク機器メーカは、AR7100とAR5008Vを合わせて使用することで、11n(草案)に対応する高性能無線LAN機器の製造コストを削減し、ユーザがより購入しやすい価格帯で市場に投入できるようになります。AR5008V製品群およびAR7100製品群は現在サンプル出荷中です。


アセロス初のネットワーク・プロセッサAR7100

 AR7100は、「AR7100B」および「AR7100P」の2種が提供されます。
 「AR7100B」はクロック周波数が300MHzで、ファストイーサネット(10/100)に対応し、「AR7100P」は400MHzで、ギガビット・イーサネット(10/100/1000)に対応します。高性能な11n規格に対応するため、以下の機能を搭載します。
 
・ 高性能MIPSベースのCPUコア
・ 33/66MHzのPCIインターフェース
・ 高帯域アプリケーションをサポートする32ビットの高速DDRメモリ・コントローラ
・ オンチップ・キャッシュメモリ
・ LANとWANへの接続をそれぞれ可能にする2ポートのイーサネット・インターフェース

 AR7100はまた、ストレージおよびプリンタとの接続を可能にするUSB2.0インターフェースを2ポート、アナログおよびIP電話向けのPCM、ルータを介するオーディオ・ストリーミング向けのI2Sなど、様々な周辺機器に対応するインターフェースも備えています。これにより、メーカは、様々な機器と接続できる無線LAN機器の設計を柔軟に行えます。

 さらに、AR7100の優れた処理能力により、ハイビジョン・コンテンツやMP3ファイルのストリーミングなど高帯域を要するアプリケーションや、複数人でのゲーム対戦、無線IP電話など遅延に敏感なアプリケーションを同時に使用できる高性能無線LAN機器の開発が可能となります。


次世代無線LAN機器の普及を促進するAR5008V

 AR5008Vは、端末向けの「AR5008E-2NX(2.4/5GHz)」/「AR5008E-2NG(2.4GHz)」とルータ/AP向けの「AR5008AP-2NX(2.4/5GHz)」/「AR5008AP-2NG(2.4GHz)」の4種が提供されます。
 各チップセットは、2つのデータストリームで最大300Mbps(注)の物理速度をサポートします。AR5008E-2NXとAR5008E-2NGは、PCIまたはPCIeインターフェースに対応するため、ノートパソコンや無線LANルータ、APに利用できます。

 同製品群は、競合他社の2×2(送信機×受信機)ソリューションと比較して、アクセスポイントから離れた地点でも高いスループットを維持します。家庭においては、1つのアクセスポイントで家全体に安定した無線接続を提供します。日本国内では2006年2月に発表された「AR5008」と同様、11n草案に必須の機能を全てサポートするほか、他社の草案準拠製品および既存のIEEE802.11a/b/g機器との相互運用性を確保しています。

(注) 40MHzチャネル使用時。実際のユーザ実効速度とは異なります。


[ ご参考 ]
 アセロスのXSPANソリューションを搭載する無線LAN機器は、現在米国において、ベルキン、D-Link、リンクシスの各社より販売されています。


アセロス・コミュニケーションズについて
 アセロス・コミュニケーションズ(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO:クレイグ・バラット、Nasdaq:ATHR)は、無線通信機器向けの半導体システム・ソリューション開発において市場をリードしています。無線システムに対する経験と各種スキル(高性能高周波設計、ミックスド・シグナル、半導体のデジタル設計等)のすべてを注入して、低コストの標準CMOSプロセスで製造可能な高集積チップセットを開発しています。アセロスの技術は、PCやネットワーク機器の有力メーカなどに採用されています。詳細は、 www.atheros.com をご覧ください。


一般の方からのお問合せ
 アセロス・コミュニケーションズ株式会社(代表)
 Tel: 03-5501-4100  Fax: 03-5501-4129
 Email: sales@atheros.com

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