フライトシステムコンサルティング、高可用性クラスタリング・ソリューションの最新版を発売
高可用性クラスタリング・ソリューションの新製品
「FLIGHT Total Cluster Ver2.0」を発売開始
株式会社フライトシステムコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 片山 圭一朗 以下、当社)は、高い安定性と低価格での構築を実現する高可用性*1クラスタリング・ソリューションの製品として、2001年より発売いたしました「FLIGHT Total Cluster Version1.2」の新バージョンとなる「FLIGHT Total Cluster Version2.0」を2006年9月1日より発売を開始いたします。当社では、初年度50システム以上の販売を見込んでいます。
今回当社が新たにご提供する「FLIGHT Total Cluster Version2.0」は、今までの「FLIGHT Total Cluster Version1.2」と比べて、より高い信頼性を求めるお客様のご要望にお応えする機能を追加いたしました。例えば、複数のサービスを複数のノード(N-Node)で実行する環境でのクラスタリングを実現し、万が一のトラブル時には予備機、もしくは他サービス稼動系のノードでサービスを引き取り、業務を即座に続行することができるN-Node対応機能。多くの事例から培ったノウハウにより開発した、各種アプリケーションやネットワークの事象に対応した切替が可能なStorage切替機能。そのほか、ネットワーク監視機能や管理者ツールの機能強化なども併せて行いました。
本製品はOSとしてSolaris x64/x86を採用しています。Solarisは抜群の安定度と高いネットワークパフォーマンスによって、数多くの金融機関で採用された実績を持つOSで、これによって低価格なPCサーバでも安定したクラスタシステムの構築が可能になるほか、一般的なUNIXベースのクラスタソリューションのおよそ1/10程度の導入コストで、UNIXの信頼性を手に入れることができます。
◆製品名:FLIGHT Total Cluster Version2.0
◆価 格:1,980,000円850,000円(ノード追加ライセンス料)
◆提供開始:2006年9月1日
◆販売目標:50システム(初年度)
*1 高可用性(Hiavailability):高い可用性(アベイラビリティ)を持つコンピュータシステムのこと。コンピュータシステムの可用性は、システム故障が生じるまでの平均時間「MTBF」(Mean Time Between Failure:平均故障間隔)とシステムに故障が生じてから復旧までの平均所要時間「MTTR」(Mean Time To Repair:平均修復間隔)で計られる。両者の和に対するMTBFの割合は稼働率と呼ばれ、稼働率が高いほど高可用性であると言える。
今回の発表にあたり、サン・マイクロシステムズ株式会社、日本AMD株式会社の2社より以下のとおりコメントをいただいております。
株式会社フライトシステムコンサルティング様がFLIGHT Total Clusterの新バージョンを発売されますことを、心からお慶び申し上げます。当社では8月2日にAMD Opteron.プロセッサを搭載した新世代のサーバ製品群の発売を開始いたしました。発売を開始した新製品群は、最大16ウェイのマルチプロセッシングが可能なラックマウント型サーバ「Sun Fire(TM) X4600 サーバ」、サーバと大容量ストレージを融合させたラックマウント型サーバ「Sun Fire X4500 サーバ」およびブレード型サーバ「Sun Blade(TM) 8000モジューラ・システム」です。そして、それらの製品群とSolaris10を中核にして、x64サーバ事業を強化することを今まで以上に積極的に進めてまいります。特に、Solaris10 Moves Ahead等の活動を通じて、SIベンダーをはじめISV、HSVの各分野のパートナー企業への働きかけと協業の拡大を目指してまいります。フライトシステムコンサルティング様の提供される高可用性ソリューション「FLIGHT Total Cluster Version 2.0」は、弊社のx64サーバ事業を強化するための非常に重要なソリューションであると確信しております。
サン・マイクロシステムズ株式会社マーケティング統括本部
取締役本部長 杉本 博史
株式会社フライトシステムコンサルティング様の高可用性クラスタリング・ソリューションの新製品「Total Cluster Ver2.0」の発売開始、おめでとうございます。AMDでは、米国時間の8月15日に最新のAMD Opteron.プロセッサを発表いたしました。この最新のOpteronプロセッサは新ソケット「Socket F」を採用し、仮想化技術「AMD Virtualization.」を実装しているほか、省電力技術「AMD PowerNow!.」に加えて電力効率の高いDDR2メモリを採用することにより、高いシステムレベルでのワット性能を保持したまま、今後の拡張性も高めています。また、Sun Microsystems社からこの最新のOpteronを搭載したサーバ群がこれから提供される予定となっています。AMDの最新のサーバ向けプロセッサ、Sun Microsystems社の次世代サーバ群、そしてフライトシステム社の「Total Cluster新バージョン」との組み合わせにより、より高い信頼性と処理性能を求めるお客様のご要望に間違いなくお応えできるものと確信しています。
日本AMD株式会社エンタープライズビジネスデベロップメント本部
本部長 多田 和之
株式会社フライトシステムコンサルティング
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事業内容:デジタルコンテンツの管理・サービスを中心としたシステムコンサルティング、ネットワークやオブジェクト指向技術に関するテクニカルコンサルティング、システム開発・構築・保守と、それらを支えるソリューションプロダクツの提供。
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