ケンウッド、ZMP社のネットワーク音楽プレーヤー「miuro」に高音質技術を提供
ZMP社の世界初!自律移動技術搭載ネットワーク音楽プレーヤー
「miuro」(ミューロ)にピュアオーディオで培った高音質技術を提供
株式会社ケンウッド(社長:河原 春郎、本社:東京都八王子市)は、株式会社ゼットエムピー(社長:谷口 恒、本社:東京都目黒区)が本日発表した、市販製品として世界で初めて自律移動技術を搭載したネットワーク音楽プレーヤー「miuro」(ミューロ)に、ピュアオーディオ分野で培ってきた高音質技術を提供することになりましたので、お知らせします。
「miuro」(ミューロ)は、最先端のロボット技術である自律移動機能によって、家の中で、好きな時に好きな場所で音楽が楽しめるネットワーク音楽プレーヤーで、ゼットエムピー社の創業理念である「ロボット技術やサービスで楽しく、便利なライフスタイルの創造を提案する」を具現化する製品です。
当社は、自律移動機能を象徴した「miuro」(ミューロ)の先進的なデザインを損なうことなく、音楽プレーヤーとしての高音質再生を実現するために、「原音再生」をコンセプトに高音質を追及しているピュアオーディオと同様の視点から音質技術を提供しました。
ピュアオーディオと同様に「原音再生」にこだわり、低音が広がりつつもクリアな音域をもった音質をめざし、低音・中音・高音をバランスよく再現しました。具体的には、中低音を担う無指向性ウーファーとナチュラルで広がりのある高音域を担うソフトドームツィーターを左右に分離することで、臨場感を高めました。また、振動と共振を防ぐためにエンクロージャーには二重壁のシェル構造を採用し、共鳴音やノイズを低減して豊かで広がりのあるサウンドを実現。さらに、音場制御技術により、「miuro」が足下にあっても耳の高さまで音場を上げ、さらにサラウンド再生も可能にしました。
当社はこれまでにも他業種製品に音響技術を提供してきた経緯があり、最近では、7月に広報発表したTOTO(東陶機器株式会社)のローシルエット便器「NEORESTシリーズ」のオートサウンドリモコンに続いて、今回が3社目のケースとなります。
当社は、「新鮮な驚きや感動で人々に幸せな気持ちを創ろう。」という企業ビジョンのもと、こうした取り組みを通じて、より多くの方に高音質を楽しんでいただくことをめざし、今後も「音のエンターテイメント」の新境地の開拓をしていきます。
株式会社ケンウッド 音質マイスター 早川のコメント
ケンウッドは、コンサートホールやジャズハウスなどで生演奏を聴いているかのような「原音再生」をコンセプトに音づくりを行っていますが、この「miuro」においても、当社がピュアオーディオで培った高音質のための音響技術やノウハウで、音楽プレーヤーとして評価していただける製品に仕上げることができました。
好きな時に好きな場所で、そして高音質で音楽が楽しめる「miuro」を通じて、お客様が新しいライフスタイルを創造し、新鮮な驚きや感動を感じていただければ幸いです。
株式会社ゼットエムピーの概要 2006年8月末現在
代 表:谷口 恒
所在地:東京都目黒区青葉台4-7-7
設 立:2001年1月
資本金:4億67万円
ホームページ:ZMP社について http://www.zmp.co.jp/
miuroについて http://miuro.com
ケンウッドは、「Mobile & Home Multimedia System」の分野で、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開しています。そして、国内11社、海外22社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で人々に幸せな気持ちを創ろう。」というビジョンの実現をめざします。