新日本石油、豪州バルガ炭鉱での新鉱区開発を決定
豪州バルガ炭鉱における新鉱区開発について
~総合エネルギー企業の確立に向けて~
当社(社長:西尾 進路)は、豪州現地法人であるNippon Oil(Australia)Pty. Ltd.が出資するオークブリッジ社を通じて権益を保有するバルガ炭鉱において、このたび新鉱区の開発を行うことを決定いたしましたのでお知らせいたします。
バルガ炭鉱は現在、年間1,000万トンの生産規模を誇る豪州でも有数の炭鉱で、電力会社や鉄鋼会社をはじめとする日本の需要家向け中心に発電用および製鉄用の石炭を安定的に供給しております。また、高い生産効率性、操業安定性や優れた品質管理体制に裏付けられた供給の安定性について、需要家より高い評価を得ており、国内の全電力会社に納入実績がある数少ない石炭銘柄の1つです。
今回、バルガ炭鉱全生産量の約半分を占める鉱区が2009年末に終掘を迎えることから、その後継として新鉱区(名称:ブレイクフィールド鉱区)の開発を行うものです。豪州最大級の最新鋭掘削設備を使用し、2009年からの生産開始を予定しており、将来にわたり年産1,000万トン規模を維持する計画です。
石炭の需要は、今後も堅調に推移することが予想される中、「総合エネルギー企業の確立」を基本戦略に掲げる当社にとって、石炭ビジネスはその一翼を担う重要な事業と位置づけており、今後も石炭をはじめとするエネルギーを安定供給するべく努力してまいります。
記
1.バルガ炭鉱の概要
(1)バルガ・ジョイントベンチャー(現地開発生産JV)の概要
(※ 関連資料を参照してください。)
(2)総生産量
現状、約1,000万トン/年(うち当社販売量約600万トン)
(3)新鉱区生産量
約500万トン/年を予定
(4)新規投資額
約3億5千万豪州ドル(約300億円)
(5)新鉱区生産開始
2009年の生産を予定(2007年開発工事開始)
(6)沿革
1990年9月 当社グループが、オークブリッジ社に資本参加
1991年3月 バルガ炭の生産・販売を開始
2.バルガ炭鉱の位置
(※ 関連資料を参照してください。)
以上