森トラスト、「丸の内トラストタワー本館」にラグジュアリーホテル「シャングリ・ラ」誘致で契約締結
「丸の内トラストタワー本館」計画
「シャングリ・ラ ホテル」の日本初進出が決定(2008年度末開業予定)
森トラスト株式会社(本社:東京都港区 社長:森 章)は、東京駅八重洲口で開発を進めている「丸の内トラストタワー本館」に、アジア太平洋地域を代表するラグジュアリーホテル「シャングリ・ラ」を誘致することで、「シャングリ・ラ インターナショナル ホテルマネジメントリミテッド」(Shangri-La International Hotel Management Ltd. 本社:香港)と契約を締結致しましたので、お知らせします。
尚、当ホテルは「シャングリ・ラ ホテル東京」として、2008年度末の開業を目指しております。
現在、東京駅周辺地区は、都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域に指定されています。国内主要都市の基点として、また、国内外の主要企業が集積する日本経済の中心地として、国際ビジネスや国際交流の中心的役割を担う、活力のある街並み形成が期待されています。
森トラストが進めている「丸の内トラストタワー本館」計画は、「東京駅の隣接地」という絶好のロケーションに位置しており、国際都市間競争にさらされている東京に、プレミアムをもたらす開発計画を検討してまいりました。その一環として、当計画のホテル部分には、スペック、サービスの両面で国際交流拠点としての高度なニーズに応えられる力を持ち、また、海外の利用者にも信頼される国際ネットワークを有するホテルグループの誘致に向けて、交渉してまいりました。
この度、誘致を決定しました「シャングリ・ラ ホテル」は、5つ星クラスのラグジュアリーホテルとして、主にアジア太平洋地域を中心に、世界中の賓客をもてなしてきた実績のあるインターナショナルブランドです。洗練された西洋流のサービスと、東洋的な温かいホスピタリティを融合させたホテルサービスに定評があり、国際都市東京の、新たな魅力とプレミアムを創造できるホテルブランドです。
運営主体となる、「シャングリ・ラ インターナショナル ホテルマネジメントリミテッド」は、この5つ星クラスの「シャングリ・ラ」ホテルブランドの他、4つ星クラスの「トレーダース ホテル」ブランドも運営しており、アジア太平洋地域と中東に49のホテルとリゾート、総客室数23,000室超を展開しています。また、今後はイギリスのロンドンブリッジタワーをはじめ、欧米へのグローバルな展開を計画する、発展的なホテルグループです。
当計画のホテルは、「シャングリ・ラ ホテル東京」として、「丸の内トラストタワー本館」のホテル部分(地上27~37階延床面積約26,400m2[約8,000坪])に入居します。主要施設は、スタンダードルームでも約50m2の広さを持たせた客室204室のほか、400m2のグランドボールルーム(宴会場)、ウェディングチャペル、3つのレストラン、スパ施設などを検討しております。特に、スパ施設はシャングリ・ラのオリジナルスパブランドで、中国とヒマラヤの古くからのヒーリングセラピーを用いる「氣(CHI)」を日本で初めてオープンさせる計画となっております。尚、ホテルのオープンは、2008年度末頃の予定です。
【 「シャングリ・ラ ホテル東京」概要 】
延床面積:約26,400m2(約8,000坪)
階 数:丸の内トラストタワー本館 27階~37階
客 室:204室。(約50m2のスタンダードルーム180室、スイートルーム24室)
設 備:レストラン(オールデイレストラン、スペシャリティレストランなど、計3箇所)
宴会場(グランドボールルーム1)
ウェディングチャペル
スパ(CHI「氣」)
契約形態:賃貸方式
開 業:2008年度末頃
【 「丸の内トラストタワーN館・本館(計画)」計画概要 】
計画名称 :丸の内トラストタワーN館・本館
所在地 :東京都千代田区丸の内1-8
敷地面積 :約12,027m2(3,638坪)
延床面積 :約180,000m2(約54,450坪)
総貸室面積:約88,000m2(約26,620坪)
<本館(計画)>
延床面積:約115,000m2
階 数:地上37階 地下4階
主要用途:オフィス・ホテル・店舗
観光インフォメーションセンター
竣 工:2008年秋(予定)
<N館>
延床面積:65,243.54m2
階 数:地上19階 地下3階
主要用途:オフィス(3~19階)
店舗(1~2階)
竣 工:2003年9月
(※ 添付資料あり。)