ノバルティス、広い部位に対応できる経皮鎮痛消炎剤「ボルタレン テープL」を発売
より大きな貼るボルタレン「ボルタレン(R)テープL」新発売
ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:馬場宣行)は、9月5日(火)に、経皮鎮痛消炎剤「ボルタレン(R)テープL」(一般名:ジクロフェナクナトリウム)を医家向けに新発売いたします。本剤はノバルティス ファーマ(株)、同仁医薬化工(株)、久光製薬(株)の3社が共同で開発、ノバルティス ファーマ(株)が販売、プロモーションは旭化成ファーマ(株)が行います。
ボルタレン(R)テープLは、2004年に発売した「ボルタレン(R)テープ」の2倍の大きさのテープ剤で、腰などの広い部位の痛みに対応できる大きさのテープ剤を望む患者さんのニーズに応えた製品です。今回のボルタレン(R)テープLの発売により、医療の現場で高い評価を得ているボルタレンブランドは、今年8月に新発売した「ボルタレン(R)ローション1%」を含めて7つの剤型を有することとなり、より患者さんのニーズに合わせた使い分けが可能となります。
ボルタレン(R)テープLは、患者さんのニーズである(1)優れた鎮痛効果 (2)貼りやすさ (3)かぶれにくさ (4)広い患部への対応に応えられるよう、確実な経皮吸収と患部にフィットするテープ剤を目指し開発されました。また、くすりの識別性の高さを望む患者さんの意見を反映し、パッケージやライナー(テープ裏のフィルム)には「ボルタレンマン(赤い人のイラスト)」をデザインするとともに、大きな文字で製品名を明記してあります。
有効成分であるジクロフェナクナトリウムは、1965年にスイス・ノバルティス ファーマ社で開発された非ステロイド性鎮痛消炎剤です。1974年に世界に先駆けてボルタレン(R)錠として日本で発売され、その後 30年以上にわたる臨床使用により高い評価を得ています。現在、ボルタレンは約140カ国で発売されており、非ステロイド性鎮痛消炎剤としては世界で最も多く使われ、世界的な標準薬として位置付けられています。
なお、本年3月に発表しましたように、ボルタレン(R)の外皮用剤に関しては旭化成ファーマ(株)がプロモーション業務を行うことで合意しております。旭化成ファーマ(株)は、ボルタレン(R)ゲル、ボルタレン(R)テープ、ボルタレン(R)ローション1%に今回のボルタレン(R)テープLを加え、幅広いニーズに合わせたプロモーションを展開していきます。
ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置く医薬品とコンシューマーヘルスの世界的リーダー、ノバルティスの医薬品部門の日本法人です。ノバルティス グループ全体の2005年の売上高は322億米ドル(約3兆5,433億円)、当期純利益は61億米ドル(約6,755億円)、研究開発費は48億米ドル(約5,330億円)で、約97,000人の社員を擁しており、140カ国以上で製品が販売されています。http://www.novartis.co.jp/
*2005年の会計基準ベース
以上
ボルタレン(R)テープL製品概要(*添付資料参照)
