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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'03.10.Mon
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2007'03.05.Mon

NICTなど、日米間のGMPLSによる10ギガビットイーサネット回線の設定に成功

日米間のGMPLSによる10Gbps超高速回線のダイナミックな経路制御に初めて成功!
-光経路制御プロトコルGMPLS(※)の国際相互接続実験-
※GMPLS:Generalized Multi-Protocol Label Switching


 独立行政法人情報通信研究機構(以下NICT。理事長:長尾 真)と株式会社KDDI研究所(以下KDDI研。所長:秋葉重幸)は、米国MCNC(President and Chief Executive Officer:John C.Crites)らと共同で、異なるGMPLS(注1)環境下にある日米間ネットワークにおいて、現在規格化が進められているE-NNI(Exterior Network-to-Network Interface)(注2)を用いた国際接続実証実験を行い、GMPLSによる10ギガビットイーサネット回線の設定に世界で初めて成功しました。この成功は、今後のGMPLS国際標準化活動に大きく貢献するものと期待できます。


【 実証実験の概要と意義 】
 本実証実験は、NICTが運用・管理する研究開発テストベッドネットワークJGN2(注3)の日米回線を用いて、日本国内GMPLSネットワークJGN2と北米のMCNC(注4)が中心となって運用するEnlightened Computing(注5)研究開発ネットワークとをKDDI研が開発したGMPLSのE-NNIで接続し、日米の局舎間で10ギガビットイーサネットの経路制御が行われ、光回線の設定が可能なことを確認できました。

 これまで、国際間の回線設定は、2.5ギガビットまでが主流でしたが、大容量画像データを扱うアプリケーションの増加等により、トラフィック量が増大し、汎用的な通信規格であるイーサネットを用いた超高速回線10ギガビットイーサネットの回線設定と、さらにその設定を瞬時のうちに行なうことの要求が高まっています。また、異なるネットワーク間の回線設定については、各々のネットワーク内の設定及びネットワーク間の相互接続設定は、そのほとんどが人的な調整に負うところが多く、数週間から、数ヶ月の日数を要していました。しかし、本E-NNIを用いることにより、ネットワーク内のユーザーだけでなく、複数のネットワークをまたがるユーザーに対しても、大容量回線の設定を迅速に行うことが可能となり、サービスを受けるユーザーが利用するまでの時間が大幅に短縮されます。


【 今後の活動 】
 今後は、さらに拡大した多くの国を結ぶ研究開発ネットワークを相互接続し、世界規模の実証実験を促進し、次世代のインターネットの基盤となる超高速光ネットワーク技術の研究開発に対して大きく貢献して行きます。


■実証実験デモのご案内
 本実験の内容については、9月11日~13日に東京・秋葉原で開催されるGLIFワークショップ(注6)及びGlobal Lambda Networkingシンポジウムにおいてデモンストレーションを行う予定です。多くの皆様のお越しをお待ちしております。シンポジウムへの参加登録は、以下のURLよりお願いします。
http://www.e-side.co.jp/glifsymposium2006


*添付資料あり。

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