ネットマークス、機能強化したマルチデバイス認証ソフト「SecureSuiteXS ver.4.8」を発売
ネットマークス、マルチデバイス認証ソフトウェア「SecureSuiteXS」の新バージョンを発表
~ICカードとバイオメトリクス認証の連携によりセキュアな認証を実現~
ネットワーク・ソリューションプロバイダの株式会社ネットマークス(東京都港区元赤坂1-3-12 代表取締役社長:大橋 純)は、同社製のマルチデバイス認証ソフトウェア「SecureSuiteXS(セキュアスイートXS)」の機能を強化した「SecureSuiteXS ver.4.8」の販売を本日より開始いたします。
「SecureSuiteXS ver.4.8」では、ユーザがITシステム上にて利用する各種アプリケーションのID/パスワードを一元管理し、自動で入力を行なう機能(パスワードマネージャ)や認証時に利用するICカードを忘れた場合などのオペレーションツール(ICカード管理ツール)などを拡充しました。また、シンクライアントへの対応を強化し、通常のWindows PCに加え Windows XP Embedded(*1)やLINUX(*2)のシンクライアント端末から「Citrix Presentation Server」及び「Windows ターミナルサービス」の利用時のマルチデバイス認証が可能になりました。
ネットマークスでは、「SecureSuiteXS ver.4.8」と認証デバイスなどを組み合わせたソリューションを文教・エンタープライズマーケットに向け展開、本年度10,000ライセンス(約1億円)の販売を見込んでおります。
【 ログオン画面 】
(※ 図1参照)
「SecureSuiteXS」は、指紋、静脈など生体情報を利用したバイオメトリクス認証装置やICカード、USBキーなどをWindowsログオンや「Citrix Presentation Server」への認証に利用可能なマルチデバイス認証ソフトウェアであり、ネットマークスでは、2005年4月より開発・販売を行なっています。
今回の新バージョン「SecureSuiteXS ver.4.8」では、ITシステム管理者の負荷軽減やユーザの利便性向上をコンセプトに機能を追加しました。
【 新機能 】
■パスワードマネージャ
・ID/パスワードの自動投入:
ログオン後、クライアント端末より各種対象アプリケーションにID/パスワードを自動投入
・サーバでの一元管理:
認証情報、対象アプリケーション情報など、全ての情報はActiveDirectoryと連携するSecureSuiteXSサーバにて一元管理ID/パスワード情報はCSVでのインポートに対応
付属のAPIによりIDマネジメントツールとの連携が可能
・対象アプリケーション:
Win32アプリ、Webフォーム認証、ベーシック認証
■カード管理ツール
・ICカードのアカウント情報や運用ルールなどを一元的に管理
・利用するICカードの一括登録や一時貸し出しなどの設定が可能
■SecureSuiteSDK
・SecureSuiteXSのマルチデバイス認証機能と接続するためのSDK(*3)
・SDKにより電子決済システムの「承認」行為をマルチデバイス認証に変更可能
【 動作環境 】
・SecureSuiteXS Workstation
OS:Windows 2000 Professional SP4 / Windows XP Professional SP1,SP2
Windows XP embedded(機種により確認必要)
CPU:Pentium2 400MHz
RAM:128MB
HDD:30MB
・SecureSuiteXS Server
OS:Windows 2000 Server SP4 / Windows 2000 Advanced Server
Windows Server 2003
CPU:Pentium3 500MHz
RAM:256MB
HDD:30MB
【 対応デバイス 】
・指紋照合(メーカー名/製品名)
ソニー/FIU-600
サイレックス・テクノロジー/COMBO-Mini,FIC-200,FUS-200N,MUSB200-COMBO
NITGEN/FigKeyMouse,FigkeyHamster
DDS/UBF-blue
・指静脈照合(メーカー名/製品名)
日立ソフトウェアエンジニアリング・静紋J200
・ICカード(メーカー名/製品名)
ソニー/FeliCa
NTTコミュニケーションズ/SAFETYPASS,eLWISE
Axalto/Cryptoflex
・USBトークン(メーカー名/製品名)
Axalto/e-gate
(*1)Windows XP embedded:Microsoft社の「Windows XP」をベースに開発された組み込みシステム向けOS
(*2)SONY社製 FIU-600のみの対応
(*3)SDK:Software Development Kit
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* 上記価格、出荷(サービス)開始時期については予告なく変更する場合があります。