ヤナセ、キャデラックの日本市場での販売体制を強化
ヤナセ、キャデラック「Vシリーズ」を主軸に高級車市場で販売攻勢
-拡販戦略「ヤナセ キャデラック ブレイクスループラン」を展開-
株式会社ヤナセ(社長:古市 宏幸)は、米国ゼネラルモーターズ(GM)社製キャデラック車の日本市場での販売体制を強化します。本年10月より「ヤナセ キャデラック ブレイクスループラン」をスタートし、ヤナセグループのGM車専売会社である株式会社ヤナセグローバルモーターズ(本社:東京都港区、社長:和田 昭生)を通じて、2008年に年間1,000台のキャデラックの販売を目指します。
国内の乗用車市場が縮小傾向にある中、高級車市場は一定の規模を保ちつつも拡大傾向にあり、今後もトヨタ自動車のレクサス LS国内発売により、ラグジュアリー&プレミアムセグメント乗用車市場の活性化が予想されます。ヤナセは、米国市場でレクサス同様に高級車市場で定評のあるキャデラックが、日本の高級車市場でも同等の評価を獲得してしかるべきブランドであると判断し、このたびの「ヤナセ キャデラック ブレイクスループラン」を展開することといたしました。
「ヤナセ キャデラック ブレイクスループラン」の主な戦略は次の通りです。
ブレイクスル-プラン1:
キャデラック「Vシリーズ」によるブランドイメージの刷新
キャデラック史上最強と云われるハイパフォ-マンスモデル、「Vシリーズ」を主力に据え、販売価格1,000万円級のフラッグシップモデルの訴求により、ライバルブランドとの差別化を図ります。主力モデル「STS-V」は、328kW/446馬力を誇るスーパーチャージャー付V8・4.4リッターエンジンを搭載し、メルセデス・ベンツAMGシリーズに匹敵すると云われる動力性能と高速安定性を兼ね備えた“走りのキャデラック”です。また「XLR」のハイパフォーマンスモデル、「XLR-V」も11月中に日本市場への投入が予定されています。
ブレイクスル-プラン2:
大都市エリア中心の販売ネットワーク再編による販売体制の刷新
本年10月よりヤナセグローバルモーターズ(YGM)にヤナセのGM車販売を集約し、大都市エリアを中心に販売ネットワークを再編、13拠点が現在より広域エリアを担当する新販売体制に転換します。
また拠点名を「ヤナセ キャデラック○○(○○は店舗名)」の名称に変更し、店内に「キャデラック専用展示コーナー」も新設します。
ブレイクスル-プラン3:
店舗外施設を活用した受注活動による販売手法の刷新
受注活動の主軸に店舗外施設を積極的に活用し、大都市エリアではトップグレードホテルでの商談会を定期的に開催、その他のエリアについては、シティセンター、マリーナ等での移動展示会や出張展示イベントを展開します。
また広告宣伝もキャデラックブランドイメージのブレイクスルー、これまでの固定化されたブランドイメージをハイパフォーマンスでスポーティなものへと転換することを目的としています。
さらにキャデラックの「リース・アンド・クレスト」エンブレムの認知度を高めるため、本国制作TVスポットの放映や新聞、ライフスタイル系情報誌への広告出稿も展開してまいります。
キャデラックは、1902年の創業以来、アメリカンドリームのシンボルとして、また米国最上級クラスのラグジュアリー&プレミアムカーとして、高い名声を獲得しています。創業100年を迎えた2002年以降は「アート・アンド・サイエンス」をコンセプトとしてラインナップを一新、2003年発売の新世代キャデラック「CTS」を皮切りに「STS」「SRX」「XLR」「DTS」「エスカレード」各モデルを発売しています。2004年には、「0-60mph(96キロメートル/h)5秒以内」をキャッチフレーズとする、ハイパワーで高度なパフォーマンスを実現するVシリーズもラインナップされました(日本への導入は2006年モデルから)。
ヤナセは、1915年(大正4年)にGM社製ビュイック車とキャデラック車の輸入販売を事業として創業し、以来、長きにわたり日本市場に同社の商品を紹介してまいりました。今後もレクサスの参入により、活性化しつつも尚一層の激しさを増す国内高級車市場において、高い競争力を備え魅力的なラインナップを取り揃えるキャデラック、サーブ、コルベットを始めとするGMブランド車の販売を通じて、ヤナセネットワークの存在感を高めてまいります。
本件に関するお問い合わせ先
<お客様> ヤナセホットコール TEL:0120‐35‐5587
ヤナセホームページ URL http://www.yanase.co.jp/
<ご参考:【キャデラックVシリーズ(2007年モデル)】 XLR-V (手前) STS-V(奥)>
※添付資料参照