ノバルティスと三共、一般用医薬品「ラミシールAT」などに関する契約を12月末で終了
一般用医薬品に関する契約終了について
ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:馬場宣行)と第一三共株式会社(代表取締役社長:庄田 隆)の子会社である三共株式会社(代表取締役社長:池上 康弘)は、日本の一般用医薬品市場における今後の事業展開について協議した結果、2004年1月に締結した「ラミシールAT(R)」および「ニコチネル(R)TTS(R)」に関する契約を2006年12月末で終了することに合意いたしましたのでお知らせします。
なお、一般用医薬品「ラミシールAT」に関しては、現在、第一三共ヘルスケア(株)が販売しておりますが、2007年1月よりノバルティス ファーマ(株)が自販します。また、「ニコチネルTTS」に関してはノバルティス ファーマ(株)が単独で一般用医薬品として開発します。
(ご参考:2004年1月の契約内容:当時はノバルティス ファーマ(株)と三共(株))
一般用医薬品(OTC薬)として承認された水虫・たむし治療薬「ラミシールAT(R)クリーム」「ラミシールAT(R)液」「ラミシールAT(R)スプレー」を三共株式会社が販売する。
医療用医薬品である禁煙補助薬「ニコチネル(R)TTS(R)」(一般名:ニコチン)を一般用医薬品(OTC薬)として共同開発をする。
◆ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置く医薬品とコンシューマーヘルスの世界的リーダー、ノバルティスの医薬品部門の日本法人です。ノバルティス グループ全体の2005年の売上高は322億米ドル(約3兆5,433億円)、当期純利益は61億米ドル(約6,755億円)、研究開発費は48億米ドル(約5,330億円)で、約97,000人の社員を擁しており、140カ国以上で製品が販売されています。http://www.novartis.co.jp/
*2005年の会計基準ベース
◆第一三共株式会社について
第一三共株式会社は、三共株式会社と第一製薬株式会社の国内大手製薬会社2社の共同持株会社として2005年9月28日に設立されました。
第一三共は、グローバルファーマイノベーターの実現を目指し、革新的な医薬品・サービスを継続的に生み出し、企業価値の最大化を図ってまいります。
国内市場における三共および第一製薬は、血圧降下剤「オルメテック」、合成抗菌剤「クラビット」など大型製品を中心に幅広い製品を揃え、情報提供活動を強力に推進しています。
特に、循環器疾患関連領域は両社の得意領域であり、これまで培ったスキルと知識を基盤に、製品ラインアップと研究開発パイプラインを豊富に揃えています。さらに詳しい情報は、ホームページ http://www.daiichisankyo.co.jp をご参照ください。
以 上