富士通BSC、「Oh-Pa 1/3 High-Speed OLAPソリューション」を発売
『Oh-Pa 1/3 High-Speed OLAPソリューション』を発売
~オンメモリデータ処理により、ビジネス・インテリジェンス・ソフトウェアの高速化を実現~
株式会社富士通ビー・エス・シー(代表取締役社長:兼子孝夫、本社:東京都品川区、以下、富士通BSC)は、高速オンメモリデータベース『Oh-Pa 1/3』(オーパ・ワンサード)の技術を活かし、富士通株式会社(代表取締役社長:黒川博昭、本社:東京都港区)製のビジネス・インテリジェンス・ソフトウェア『Interstage NavigatorServer』(インターステージナビゲータサーバ)が行うデータ分析の高速化を支援する『Oh-Pa 1/3 High-Speed OLAP(注1)ソリューション(以下、本製品)』の販売を9月下旬より開始いたします。
本製品は、更新系バッチ処理や大規模なデータウェアハウス(DWH)をターゲットとして昨年発売した『Oh-Pa 1/3 Data Server Enterprise Edition(以下、Oh-Pa 1/3 DSEE)』に続く『Oh-Pa 1/3』シリーズの第2弾とな
る製品です。『Oh-Pa 1/3 DSEE』のコアエンジン部分である『Oh-Pa 1/3 IE』(注2)と『Interstage NavigatorServer』とのシームレスな連携を実現する専用アダプタを組み合わせることで、ROLAP(注3)のレスポンスを大幅に短縮することを可能にしました。
今日の激しい企業間競争を勝ち抜くために、情報の戦略的な活用とスピーディーな意思決定が求められており、「必要な情報」を「必要な時」に「必要な形」で利用できることは、企業にとって大きなビジネスアドバンテージとなります。『Interstage Navigator Server』と本製品の連携(注4)は、これまで短時間では困難であった大容量データの分析業務を実現、情報活用の可能性を飛躍的に拡大します。
なお、本製品は参照するデータの規模に応じた製品をラインナップしております。また『Interstage NavigatorServer』がインストールされているサーバに共存させることも可能なため、予算・規模に応じ効率的・段階的な投資で拡張性ある導入が可能となります。
■Oh-Pa 1/3 High-Speed OLAPソリューションの利用イメージ
※添付資料参照
オペレーティングシステム(OS)の64bit化に伴う大容量メモリ時代の到来は、リレーショナルデータベースからオンメモリデータベースへと移行するためのハードウェア環境が整いつつあることを意味します。富士通BSCは、このような環境に対応し、オンメモリデータベース製品『Oh-Pa 1/3』シリーズの販売を積極的に推進していきます。
≪Interstage Navigator Serverについて≫
『Interstage Navigator Server』はデータベースに蓄積されたデータを、利用者がイメージしたレポートの形で簡単に取り出すことができる、富士通株式会社製のビジネス・インテリジェンス・ソフトウェアです。
ドラッグ&ドロップで見たい項目と視点(例えば、店舗別)を設定するだけでデータを取り出すことができ、取り出したデータはそのままExcelシートに出力して加工できます。また、高度なセキュリティ機能、大規模システム向けの運用機能、Webブラウザからのレポート作成などにより、全社運用まで支援します。
□関連Webサイト:http://interstage.fujitsu.com/jp/navigator/
≪Oh-Pa 1/3について≫
Oh-Pa 1/3は、これまでハードディスクを必要としていた大容量データを全てメモリ上に展開し、検索、加工、集計等をメモリベースで高速に処理することが可能な、64bit時代のオンメモリデータベースです。従来のリレーショナルデータベース(RDB)に比べて数倍から数百倍もの高速化(注5)を実現。
また、独自のデータ構造とアルゴリズムを採用することにより、RDBのチューニングに相当するメンテナンスが不要となり、常に高速かつ安定したパフォーマンスを実現します。更新系バッチ処理の時間短縮やDWH環境におけるレスポンス改善など、Oh-Pa 1/3が実現する高速性は、業務の見直し・再編や効率化を促すとともに、TCO(Total Cost of Ownership)削減も大きく期待できます。
□関連Webサイト:http://www.bsc.fujitsu.com/ohpa/
(注1) OLAPは“Online Analytical Processing”(オンライン分析処理)の略称です。
(注2) IEは“Internal Engine”の略称です。
(注3) ROLAPは“Relational Online Analytical Processing”(リレーショナルオンライン分析処理)の略称です。
(注4) 『Oh-Pa 1/3 High-Speed OLAPソリューション』との連携は、『Interstage Navigator Server Enterprise Edition V8』からとなります。詳細は、下記までお問合せください。
(注5) 性能は弊社実測値によります。
【発売時期】2006年9月下旬
【標準販売価格】341.25万円~1,092万円(税込)
*1リアルテーブル当たりデータ件数(500万件未満、1,000万件未満、1億件未満、無制限)による。
【売上目標】発売後1 年間で1億5,000万円
【製品ホームページ】http://www.bsc.fujitsu.com/ohpa/
【お客様お問い合わせ先】
パッケージ&サービス本部
Oh-Pa事業部営業企画部
Tel: 03-3570-4411 Fax: 03-3570-4070
E-mail: ohpa@bsc.fujitsu.com